気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は川口化学工業【4361】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
川口化学工業とはどんな会社?
川口化学工業は、タイヤ、自動車部品向けゴム薬品の中堅化学メーカーです。
その名の通り埼玉県川口市で創業しました。
主力のゴム薬品はタイヤ、チューブなどゴム使用の自動車部品に大量に使われています。
主要ユーザーはタイヤメーカーや自動車部品メーカーです。
時価総額は10億円なのでまだまだ小さいです。
そんな川口化学工業、社員数は159名です。
現在の株価は?
現在の株価は873円前後です。
取引単位は100株なので、8万円前後で川口化学工業の株を所有することが可能です。
10万円以下で購入できます。
投資初心者にも比較的手が届きやすいですね。
川口化学工業のPER(株価収益率)は、現在7.6倍前後です。
10倍以下なので結構割安です。
配当利回りは、3.43%です。
そこそこ配当ありますね。
川口化学工業の株主優待はありません。
川口化学工業の長期チャート
何度か打ち上げ花火(一気に暴騰し、急落すること)をしていますね。
今は安値圏をウロウロしています。
直近1年間の短期チャート
コロナショックでしっかりと下げましたが少し反発しています。
他の多くの日本株と同じような動きですね。
川口化学工業の売上高は?
うーん、FY2017からすこし伸びていますね。
ただ、キレイな右肩上がりではありません。
川口化学工業のEPS(1株当たりの利益)の推移です。
FY2017からジワジワと下げています。
あまり良くはないですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらは比較的堅調です。
わるくはありません。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは7.53%です。
日本株の中では検討していますが、合格ラインに達していません。
最後に流動比率は1.2倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
川口化学工業の今後をまとめると
うーん、パッとしませんね。
時価総額10億円規模(Fランク)なので買われる時は平気で10倍とか行きます。
その分下落も激しいです
決して大金を一点集中させる銘柄ではありません。
十分気をつけて下さい。
個人的には投資したいとは思えませんでした。
次、行きましょう。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。