テンバガー銘柄!三浦工業(6005)の今後の株価は?

気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずに三浦工業について説明していきます。

1.三浦工業について

(1) 産業小型ボイラー
(2) メンテが安定収益源
(3) 時価総額は7,467億円

三浦工業は、産業小型ボイラーの会社です。
国内首位でシェア5割を超えるすごい会社です。

メンテナンス事業が安定収益源です。

さらに、2017年7月にランドリー事業を展開するアイナックス稲本を買収しました。

売上高比率は、国内機器販売45%、国内メンテ23%、国内ランドリー13%、海外機器販売14%、海外メンテ5%です。
海外比率は20%です。

そして比較会社は、総合水処理の最大手である栗田工業(6370)、ポンプの総合メーカーで世界首位級の技術力をもつ荏原(6361)、いち早くバイオマス発電プラントを手掛けたタクマ(6013)です。
気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

そして、時価総額は7,467億円です。

 

時価総額ランクだと、Aランクです。
日本の上場企業でも上位ランクです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 5,960円
・PER(株価収益率)62.21倍
・配当利回り 0.5%
・流動比率 2.36倍

株価は5,960円です。100株単位で売買できるので、596,000円から投資をすることが可能です。
結構投資資金が必要ですね。

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは62.21倍です。50倍を超えています
けっこう割高といえます。
それだけ人気が集中しているということです。

そして、配当利回り。
こちらは0.5%です。こちらはほとんどありません。

最後に流動比率。流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。
流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。

流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア

なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。
1倍を超えていればOKです。

この会社の流動比率は2.36倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は1982年の12月です。

いいですね!
キレイな上昇トレンドを長期で描けています。
すばらしいです。

2000年には400円前後だったのですが、直近6,000円を超えています。
なんと、15倍です!
長期投資がしっかりと報われていますね。

まだまだ成長しそうな勢いを感じます。

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

こちらもキレイな上昇トレンドを描いています。
とくに9月以降は75MAをサポートにしっかりと上昇しています。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、三浦工業の決算月は3月となっています。

売上高、いいですね。
しっかりと右肩上がりで伸びています。
売上高も1,400億円を超えてきました。
すごいですね。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらはキレイな右肩上がりです。素晴らしいです。
長期投資の理想とする伸び方です。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらもキレイな右肩上がりです。
良いですね。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、5.2%です。
つまり、年間5.2%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。

一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

 

合格ラインのボーダーギリギリです。
まあ、いいですね。
日本株の中では比較的ROEは高いレベルです。

ちなみに自己資本比率は74.8%です。

8. まとめ

・数字は良好の優良銘柄
・結構割高なのは気になる

では、三浦工業を総合的にまとめましょう!

各数字の伸びが良かったです。
今後も成長を感じさせるに十分の実績です。

ただPERが高く、少し割高なのは気になります。

総合的には、今すぐ欲しいというわけではありませんが個人的にも気になる銘柄です。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

 

 

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,400万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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