コロナ後どうなる?三越伊勢丹ホールディングス(3099)の株価を予想分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は三越伊勢丹ホールディングス【3099】の株価を分析。そして今後を予想していきます。

三越伊勢丹ホールディングスとはどんな会社?

三越伊勢丹ホールディングスは、三越と伊勢丹の株式移転により設立された持ち株会社です。
同社は百貨店事業を行うグループ会社の経営計画、ならびに管理を行っています。
主な商品として食品および、家庭用品、化粧品、日用雑貨等があります。
さらに、不動産業、旅行業なども行っています。

社員数は13,211人です。

三越伊勢丹の株価とPER、配当は?

現在の株価は705円です。
取引単位は100株なので、7万円程度で三越伊勢丹ホールディングスの株を所有することが可能です。
10万円以下なのでかなり投資しやすい金額です。

PER(株価収益率)は、27.92倍前後です。
20倍を超えているので少し割高ですね。

配当利回りは1.7%。
配当はあくまでそこそこといったところです。

株主優待でいつでも10%OFFに

株主優待が魅力です。
百貨店での買い物が10%割引になる株主ご優待カードというものがもらえます。

利用限度額は以下です。

100株以上300株未満 15万円
300株以上500株未満 20万円
500株以上1,000株未満 25万円
1,000株以上3,000株未満 50万円
3,000株以上5,000株未満 75万円
5,000株以上10,000株未満 100万円
10,000株以上 150万円

この利用限度の有効期限は6ヶ月。
(ちなみに、300株以上を2年以上継続して株を保有することで利用限度額が2倍になります。)

100株購入すると実際にどうなるか?

例えば、100株(11万円相当)で半年に15万円分の買い物が10%割引になります。
年間で30万円分の買い物をしたら10%割引です。

額にして3万円分得をします。

僕は、百貨店の中で伊勢丹(特にメンズ館)が好きなのでこういったサービスはとにかくありがたいです。
女性も自分のご褒美に高級ブランドや化粧品などを購入する方には魅力ですね。
大好きな百貨店のいついっても10%OFFセールをやっているということですから。

さらに株主優待カードというのもなんかカッコいいですね。
レジで「おれ、株主なんだぜ」って知らしめることができますw

その他にも株主優待として駐車場1時間延長サービスや、系列ホテルに優待料金で泊まれる特典などがあります。

詳しくは三越伊勢丹ホールディングスの公式ホームページをご覧ください。

 

過去の長期のチャート

 

チャートを見ると2012年まではレンジが続き、その後一段上昇、さらに2015年にもう一段上昇しています。

最高値は2015年7月の2,327円。
2009年の最安値(619円)から実に3.75倍にまで膨れ上がっています。

しかしその後は下落。1,000円から1,500円の間をウロウロしていましたが、直近1,000円を割ってしまいました。

ちなみに直近のチャートはこちら

 

うーん、顔をしかめたくなるよな下落トレンドです。
2020年に入り、さらに下落に加速がかかっています。
新型コロナの影響で、売上を支えていた外国人観光客が激減し、売上はさらに厳しいことになりそうです。

三越伊勢丹ホールディングスの売上高は?

右肩下がりですね。
とうとう売上1200億円を割ってしまいました。

三越伊勢丹ホールディングスのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

こちらはFY2015から右肩下がりです。
FY2018にはマイナスです。
よくないですね。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

こちらはしっかり右肩上がり。
いい感じですね。
ただ、配当をほとんど株主に還元していないことを考えると資産が増えていくのはある意味当然です。

ROE(株主資本利益率)の推移

ROE(株主資本利益率)は直近2.34%です。
うーん、毎年低いですね。よくないです。

最後に、流動比率は2.34倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

三越伊勢丹ホールディングスの今後をまとめると

あまりよくはなかったです。

ただ、百貨店の今後を考えると厳しいですね。
個人的にも欲しいとは思いませんでした。買うとしても優待狙いの100〜300株程度です(やっぱり伊勢丹好きなので)。
次、行きましょう。

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。

今回のコロナショック、ご存知のように多くの銘柄が下げています。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

現在でも50万PVをこえるこのシェアブログですが、その間に多くの日本株やアメリカ株の投資ブログが生まれました。

 

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って一気に投資しました。

 

今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットはいったい何に一気に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

(追記:すでにお買い上げ頂いた方ありがとうございました。)

最大のチャンス!コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄

 

上記の有料記事を買わずとも、シェアブログでは現在のコロナショックを千載一遇のチャンスととらえ、多くの日本株分析をしていくつもりです。
アフィリエイト狙いのビットコイン取引所や貸付ファンド、太陽光ファンドなどは一切勧めないつもりです。
(一般的に多くのブロガーはこういった報酬の高い商品を勧めて、実際に読者がクリックして購入することで一人あたり1万円〜5万円の利益を得られます。その利益のために自らの信念を曲げて本当はおすすめしない商品を勧めているケースも多々見られます)

このブログでは、あくまで「適切に評価されていない超優良企業をなるべく格安で買う」ことを主眼に記事を書いております。

莫大な富を築いたネイサン・ロスチャイルドは言いました
「街のあちこちで、通りが血に染まっている時こそ、空前未曾有の大チャンスなのだ」

今回の暴落で大切なのは飲み込まれず、冷静に状況を分析して行動することです。
ぜひこの状況を一緒に乗り越えましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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