気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はSPK【7466】の株価を分析。そして今後を予想していきます。
SPKとはどんな会社?
SPKは、自動車用補修部品を取り扱う卸売業者です。製品には車台、動力伝動装置、エンジン、電気機器などがあります。同社は産業車両部品の企画や販売も行っています。
2017年に100周年を迎えた歴史ある企業です。
ちなみに僕はこの企業名、初めて知りました。
そんなSPK、社長は轟富和氏。
現在の社員数は344人です。
現在の株価は?
現在の株価は2,646円前後です。
取引単位は100株なので、26万円程度でSPKの株を所有することが可能です。
このくらいだったらまあ買えないこともないですが、やっぱり高いですね。
SPKのPER(株価収益率)は、現在10.45倍です。
10倍前後なのでかなり割安の部類に入ります。
配当利回りは、2.53%です。
日本株の中ではギリギリ高配当の部類に入ります。
100万円預けて1年間で25,300円もらえます。
上場来の過去の長期のチャート
何度か大きな山を形成し、ここ数年で大きな上昇トレンドを描いています。
勢いを感じますね。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
他の多くの日本株と同じく、2018年2月を境目に大きく株価が崩れてしまっています。
SPKの売上高は?
比較的しっかりと右肩上がりです。
いい感じですね。
SPKのEPS(1株当たりの利益)の推移です
FY2014をのぞけば、比較的しっかりとした右肩上がりです。
わるくはありません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
右肩上がりのBPSが長期投資に理想的な形であるところ、SPKのBPSは理想にかなり近い形をしています。
素晴らしいです。
いいですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近8.37%です。
合格ラインの10%には到達していません。
マイナスポイントですね。
最後に、流動比率は2.95倍。
こちらは1倍を超えているので合格です。
SPKの今後をまとめると
わるくはない銘柄です。
社員数も少なく、売上高も少ないですが、100年という歴史のある企業ですし、各数字の伸びもわるくありません。
ただ、ROEの低さが残念ですね。
気になる方はぜひホームページ等でIR情報もチェックしてみてください。
SPKのIR情報はこちら