気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は三井住友トラスト・ホールディングス【8309】の株価を分析。そして今後を予想していきます。
三井住友トラスト・ホールディングスとはどんな会社?
三井住友トラスト・ホールディングスは、中央三井トラスト・ホールディングと住友信託銀行の経営統合により発足した持株会社です。傘下銀行およびグループの経営管理ならびに付帯事業を行っています。同グループは、信託銀行業務を中心に証券、資産運用・管理、その他の金融関連業務を行っています。
そんな三井住友トラスト・ホールディングス、社長は北村邦太郎氏。
現在の社員数は22,351人です。
現在の株価は?
現在の株価は3,988円前後です。
取引単位は100株なので、40万円程度で三井住友トラスト・ホールディングスの株を所有することが可能です。
うーん、高いですね。
日本株に特有の高さです。初心者が気軽に投資をするにはかなりハードル高めです。
三井住友トラスト・ホールディングスのPER(株価収益率)は、現在9.88倍です。
10倍前後なのでけっこう割安です。
いいですね。
配当利回りは、3.26%です。
日本株の中では高配当の部類になります。
低PERで高配当の銘柄、大好きです。
過去の長期チャート
2006年に上場来最高値をつけてその後は急降下。
低空飛行をしていましたが2013年から1段上昇し、その後は横ばいです。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
軟調ですね。
2018年の年末に底を打ち多少は反発しましたが、また下落しています。
三井住友トラスト・ホールディングスの売上高は?
比較的堅調です。
いい感じですね。
三井住友トラスト・ホールディングスのEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらは、うーん右肩上がりではないですね。
こちらは微妙です。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはしっかり右肩上がりです。
いいですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近6.05%です。
ここ数年で1度も合格ラインの10%を超えていません。
低いですね。
投資をする上でマイナスポイントです。
三井住友トラスト・ホールディングスの今後をまとめると
低PERで高配当は魅力です。
ただEPSが右肩上がりではないことと、ROEが低いのがネックですね。
個人的には「今すぐ投資したい」とは思えませんでした。
気になる方は三井住友トラストホールディングスのIR情報などをみて詳細調べてみてください。