気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はユニチカ【3103】の株価を分析。そして今後を予想していきます。
ユニチカとはどんな会社?
ユニチカは、合成繊維や様々な繊維製品を製造し、主な製品としては、コットン、ナイロン、ウール、ポリエステル等を取り扱っています。また非繊維、樹脂、化合繊維の製造やエンジニアリングサービスも行っています。
あとは、ユニチカマスコットガールという、自社宣伝のためのキャンペーンガールがいます。ユニチカグループが1974年(昭和49年)から選定しているそうです。
過去には紺野美沙子や忽那汐里などが選ばれています。
ちなみに、今年のマスコットガールは玉田志織(たまだしおり)さん。
アイキャッチ画像の彼女です。素敵な画になる女性ですね!
そんなユニチカ、社長は注連浩行氏。
現在の社員数は3,977人です。
現在の株価は?
現在の株価は607円前後です。
取引単位は100株なので、60,700円程度でユニチカの株を所有することが可能です。
10万円以下なので、これだったら初心者も気軽に投資することができます。
ユニチカのPER(株価収益率)は、現在4.56倍。
10倍割っているのでものすごく割安です。
PERだけみるとかなりお買い得ですね。
配当利回りは、ありません。
過去の長期のチャート
2005年に大きく上昇しましたがその後は下落。ここ数年は目立った動きもなく推移しています。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
2017年10月に盛り上がったののですが、その後は下落トレンドです。
現在安値圏を推移しています。
ユニチカの売上高は?
右肩下がりですね。
芳しくないです。
ユニチカのEPS(1株当たりの利益)の推移です
うーん、こちらもガチャガチャしています。
マイナスの年度も散見される残念な結果です。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
ガチャガチャしています。
よくないですね。
売上高比率はこちら
日本が77%で残りが海外です。
ユニチカの今後をまとめると
うーん、かなりの低PERでお買い得なのですが、数字を見るとかなり悪く、改善しそうな点もみられません。
「安物買いの銭失い」といった銘柄です。
僕らバリュー投資の長期投資家は手を出してはいけません。
買ってはいけない銘柄です。
他に良い銘柄はたくさんあります。
次、行きましょう。