これは隠れたおすすめ日本株かも!ジャストシステム【4686】の今後の株価を予想してみた。

気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずジャストシステムについて説明していきます。

1 ジャストシステムについて

(1)ソフト開発会社
(2)「スマイルゼミ」が拡大
(3)時価総額4,007億円

ジャストシステムは、ソフト開発会社です。
高い知名度のワープロソフト「一太郎」や日本語入力システム「ATOK(エイトック)」をはじめ個人・法人向けにパッケージソフトを展開しています。

1981年設立、徳島と東京の2本社体制となっています。
ソフト開発技術に定評があります。

2009年にはキーエンスによる支援を受け、同社による出資後は文書管理システムなど法人向けシステム製品やデータ分析ツールを強化。
ちなみに現在キーエンスはジャストシステムの株を44%保有しています。

さらに、小中学生向け通信教育サービス「スマイルゼミ」の受講者数が拡大し、幼児向けも導入しました。

そして、時価総額は4007億円です。

時価総額ランクは、Bランクです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 6,240円
・PER(株価収益率)36.42倍
・配当利回り 0.16%
・流動比率 4.08倍

株価は6,240円です。
100株単位で売買できるので、624,000円から投資をすることが可能です。
結構資金が必要ですね。

次に、PER。株価収益率ですね。こちらは36.42倍です。
どちらかといえば割高ですね。

そして、配当利回り。こちらは0.16%です。
ほとんど配当はありませんね。

最後に流動比率。流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。
流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。

流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア

なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。
1倍を超えていればOKです。

 

この会社の流動比率は4.08倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は1997年の10月です。

最高値はITバブルの2000年です。
それ以降はパッとしませんでしたが、ここ数年でメキメキと株価を上昇させています。

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

コロナショックで大きく下げましたが、その後しっかり回復。
8,000円の高値圏で推移していましたが、直近大きく落ち込んでいます。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、ジャストシステムの決算月は3月となっています。

売上高、いいですね。
しっかりと右肩上がりで伸びています。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらも大きく伸びています。
いいですね。成長していることがうかがえます。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらはキレイな右肩上がりです。
良いですね。
長期投資のお手本のような伸び方です。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、13.00%です。
つまり、年間13.00%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。

一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

いいですね!特に2019年度からは合格ラインを大きく超えています。
ROEはかなり高いラインです。

ちなみに自己資本比率は83.2%です。
こちらも高いですね。

8. まとめ

・数字抜群!文句なし!
・個人的にも欲しい!

では、ジャストシステムを総合的にまとめましょう!

各数字の伸びがとても良かったです。
今後も成長を感じさせるに十分の実績です。

PERは少し高めですが、手を出せないレベルではありません。

個人的にも常に気になってウォッチしている銘柄です。
気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

 

 

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を2,140万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2021年2月現在も割安な状態は続き、今もどんどん買い増しをしています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の90%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が2,140万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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