気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は住友商事【8053】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
住友商事とはどんな会社?
住友商事は、総合商社です。
金属、機械、化学品、燃料、食料品、繊維など様々な商品の輸出入を行っています。また同社は不動産、建設、物流、保険、金融、リース業なども営んでいます。
そんな住友商事、社長は中村邦晴氏。
現在の社員数は73,016人です。
現在の株価は?
現在の株価は2,043円前後です。
取引単位は100株なので、20万円程度で住友商事の株を所有することが可能です。
20万円超えなので少し手を出すには敷居が高いですね。
住友商事のPER(株価収益率)は、現在7.58倍。
10倍を割っているのでこれはかなり割安です。
配当利回りは、4.00%です。
高配当です。かなりいいですね。
日本株の中でも最優秀の部類に入ります。
住友商事の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
あまり他の日本の大企業と異なる動きをしています。
上場来最高値は2007年の2,250円。
最安値は1974年の275円です。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
2017年の後半から上昇し、その後は高値圏で推移しています。
住友商事の売上高は?
さすが日本を代表する総合商社です。
売上は4兆円を超え、5兆円に迫る勢いです。
伸びも比較的わるくないです。
住友商事のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらは2015年には大きく落ち込みましたが、その後は比較的堅調です。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはキレイな右肩上がりではありませんが、比較的堅調です。
毎年4%もの配当を出してこの数字であれば及第点です。わるくないですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近12.53%です。
合格ラインの10%をしっかり超えてきました。
ちなみに売上高比率は以下です。
世界中にキレイにバランスが取れています。
最後に、流動比率は1.61倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
住友商事の今後をまとめると
低PERで高配当。
そして、各数字の伸びもキレイな右肩上がりではありませんが堅調です。
さらにROEもしっかり合格ライン。
悪くはない銘柄です。
個人的にも少し気になっています。
気になる方は四季報などで詳細チェックしてみて下さい。