「18万円のマイナス?」損失が怖くて株式投資ができない人に株初心者が思うこと
- 2017/5/8
- 資産運用
おはようございます。
ミスターワタナベです。
株は怖いという印象を持っている人はまだまだ多いようです。
先日、「村田製作所株を売らずにそのまま持ち続けていたら一週間で18万円儲かっていたのになぁ〜。」ということを書きましたが、やはり、この可能性こそが株をやるメリットだと私は思います。
ただ、この話を知人にすると、「けどそれって、逆に一週間で18万円損をする可能性があるってことでしょ?だから株って怖いんだよな。」と言われました。
村田製作所株で18万円損することはあり得るか!?
私が購入した時は、村田製作所株の価格は、14,077円でした。
その後たったの一週間で村田製作所株の価格は、15,800円にまで上昇。
私は、14,400円の時に売却してしまったのですが、もしそのまま持ち続けていたら、約18万円の利益を得ていました。
では、知人の言う通り、逆に村田製作所の株価が14,077円から12,277円となることはあり得たのでしょうか?
そもそも私が村田製作所株を購入したのは、年初来安値を更新したからです。
今井バフェットさんの分析結果からも分かるように、村田製作所は、売り上げ、EPS(1株当たりの利益)、BPS(1株あたり純資産)がどれも右肩上がりの超優良企業。
また、PERは購入当時で20%を切っていました。
(もし仮に、12,277円になった場合は、PERは16%代にまで下がることになります。)
私はこれらの指標に対して、当時の価格が安いと判断し、購入を決めました。
さらに、村田製作所は海外売上比率が92.2%であるため、業績が為替に影響を受けやすい企業でもあります。
当時は、ドルが111円代に上昇している局面でした。
このように直近の業績と、為替の動き、さらに今後iPhone8の発売が予想されることなどを考慮すると当時購入した時から、大きく下げる可能性は限りなく少なかったと言えるのではないでしょうか。
市場は常に適正値に戻ろうとする力が働く
先日もご紹介しましたが、ジョージ・ソロスの「再規制理論」というものがあります。
この理論によると、市場は常に間違えるものであり、その間違いを埋めるような力が働くといいます。
つまり、村田製作所の株価が、適正値よりも安い場合は、適正値に戻ろうとする力が働くのです。
今回もまさにこの力が働いた結果ということができるのはないでしょうか。
株の動きはまだ読み易い!?
特に日本株は、大きな流れとして為替やアメリカ株の動きに依存し易いものです。
例えば、前日のダウ平均株価やドル円の動きを見ておけば、その日日経平均株価がどのように動くかは、多少は予測ができます。
当然その他の大きな外的要因がある場合は別かもしれませんが、FXで一度痛い目を見た私からすると、株式投資は、まだ動きが読み易いと思うのです。
私はまだまだ経験が浅いので、これから痛い目を見ることもあるかもしれません。
ただ、常に根拠を持ってトレードをすることで、経験値を重ねていきたいと思っています。
バッターボックスに立たない者にホームランは打てない
怖くて株式投資ができないという人が多いですが、私はバッターボックスに立って、いつかホームランを打つことを目指して頑張りたいと思います。
皆さんも、怖がってばかりではなく、株式投資を始めてみてはいかがでしょうか。