気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はオリンパス(7733)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
オリンパス(7733)とはどんな会社?
オリンパスは、小型軽量カメラや医療機器を製造しています。
主な製品は、ビデオスコープ、顕微鏡、双眼鏡、録音機、ファイバースコープ、光磁気ディスク装置です。
以下はWikipediaより引用
オリンパスの社名は、ギリシャ神話で神々が住む山とされるオリンポス山にちなむ。
これは創業時の社名である「高千穂製作所」の由来である高千穂峰が、日本神話において神々が集う山とされているためで、顕微鏡などのブランドネームに使用したことに由来している。コーポレートスローガンは「Your Vision, Our Future.」。
最大の事業分野である医療事業では、1950年(昭和25年)、胃カメラの試作1号機の製品化に初めて成功した。
オリンパスの医療事業は、2004年(平成16年)に分社化されたオリンパスメディカルシステムズを中心とする医療事業グループ各社に大部分が移管されていたが、2015年(平成27年)にオリンパスメディカルシステムズの主要事業を会社分割によりオリンパス本体に戻し、再び集約している。
2011年に、過去十数年にわたる巨額の損失隠しが発覚し、日本における企業統治(コーポレート・ガバナンス)の不備についての問題も含めて世界中で大々的に報道された。
損失隠し、よくないです!!ダメ、絶対!
そんなオリンパス(7733)、現在の社員数は35,933人です。
そして、オリンパスは2020年6月に、84年の歴史をもつカメラ事業を売却することを発表しました。
オリンパスといえばカメラのイメージがあったのでなんか悲しいですね。
現在の株価とPERは?
現在の株価は2,108円前後です。
取引単位は100株なので、21万円前後でオリンパス(7733)の株を所有することが可能です。
まあ日本株の中では普通です。
そして、オリンパス(7733)のPER(株価収益率)は、現在53.54倍です。
50倍を超えているのでかなり高いですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、0.94%です。
うーん、ほとんどないですね。
そして、オリンパス(7733)の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
2011年の巨額の損失隠しで一旦は地におちたオリンパスの株価ですが、その後は急回復。
長期で見ればしっかりと上昇トレンドを描けています。
すごいですね。
実はすごい会社だったんですね。
直近1年のチャートはこちら
コロナショックまで上昇トレンド。
その後、コロナで下げましたがしっかり反発。
前回高値を超えて再び上昇しようとしています。
とても力強いチャートです。
オリンパス(7733)の売上高は?
ちなみにFY2018から会計基準がIFRSに変更しています。
FY2018からの伸びはわるくはありません。
オリンパス(7733)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらは微妙です。
というよりよくないです。
マイナスの年度もあるし、がちゃがちゃしていますね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
直近が落ちてしまっているのはコロナの影響もあり仕方がないですが、全体的にいい感じの右肩あがりです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近13.63%です。
合格ラインの10%をしっかり超えています。
いい感じです。
流動比率は1.51倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
オリンパス(7733)の今後をまとめると
EPSは微妙でしたが、その他が思ったよりもよかったです。
意外でした。
株価も長期で右肩上がりだし。
ただ、それでも「これは欲しい」と思うようなレベルではなかったです。
個人的には買いません。
次、行きましょう。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。
(追記:すでにお買い上げ頂いた方ありがとうございました。)