気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は旭化成(3407)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
旭化成(3407)とはどんな会社?
旭化成(あさひかせい)は、合成繊維および産業用化成品、石油化学製品、樹脂、合成ゴムなどを製造しています。
同社はさらに住宅販売、医薬品、医療関連機器、電子材料、建材、家庭用消費財の販売も行っています。
旭化成といえば「イヒッ!」というCMでもおなじみですね(今はもうやっていないっぽいです)。
そんな旭化成(3407)、現在の社員数は34,670人です。
日本を代表する大企業です。
NIKKEI225の構成銘柄でもあります。
現在の株価とPERは?
現在の株価は935円前後です。
取引単位は100株なので、9万円前後で旭化成(3407)の株を所有することが可能です。
10万円以下なので初心者でも敷居が低くて助かりますね。
以前は旭化成、1,000株単位だったので最低でも100万円以上の軍資金が必要でした。
そして、旭化成(3407)のPER(株価収益率)は、現在10.86倍です。
10倍前後なのでかなりの割安です。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、2.98%です。
いいですね!日本株の中では高配当です。
そして、旭化成(3407)の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
比較的堅調です。
特に2016年以降の上昇がすごいですね。
ただ、その後の急落がものすごいです。
直近1年のチャートはこちら
直近大きくガクッと下げています。
狙っている人にはかなりのチャンスですね。
旭化成(3407)の売上高は?
ほぼ横ばいに見えますが、実は少しずつ売上を更新しています。
FY2018にはとうとう売上2兆円を越えました。
さすがですね。
旭化成(3407)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
キレイではありませんが右肩上がりです。
FY2018にグイッとあげています。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはしっかり右肩上がりです。
いい感じです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近10.68%です。
いいですね。合格ラインの10%をしっかり超えています。
高ROEです。
ROEが高い会社は経営がうまくいっているという証拠です。
だいぶ投資をする上でプラスポイントです。
最期に、流動比率は1.54倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
旭化成(3407)の今後をまとめると
低PERで高配当。
各数字の伸びも良好です。
さらにROEもしっかり合格ラインでした。
優良銘柄ですね。
個人的にもかなり気になっています。
そして株価が大きく落ちている今、「買いたい!」と思う銘柄です(ホントに買うかも)。
気になる方は四季報などで詳細チェックしてみて下さい。