テルモ(4543)の今後の株価を予想・分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はテルモ(4543)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

テルモ(4543)とはどんな会社?

テルモは、国内外で医薬品や医療品や医療用機器の製造および販売を行っています。
医療品以外の製品には、主に栄養食品、輸血器具、使い捨て医療器具、人工臓器、電子体温計などがあります。
米国や欧州、アジアなどにある子会社や事務所を通じて海外でも製品を販売しています。

以下はWikipediaより引用

1921年9月、それまでドイツ製に頼っていた体温計の国産化を目的として、北里柴三郎をはじめとする医学者が発起人となって、赤線検温器株式会社として設立。

そのため、社名「テルモ」の由来は、ドイツ語で体温計の意味であるThermometer (テルモメーター)から

テルモってなんかかわいい名前ですね。

そんなテルモ(4543)、現在の社員数は26,088人です。

現在の株価とPERは?

現在の株価は4,308円前後です。
取引単位は100株なので、43万円前後でテルモ(4543)の株を所有することが可能です。

うーん、一つの銘柄に40万円オーバーは少し高いですね。
これでは投資初心者は躊躇してしまうかもしれません。

そして、テルモ(4543)のPER(株価収益率)は、現在37.8倍です。
30倍超えているので高PERです。割高ですね。
ただ、PERが高いということは「みんなの期待の表れ」です(それかめちゃくちゃEPS低いか)。

配当利回りと株主優待は?

配当利回りは、0.64%です。
うーん、ほとんどないですね。

そして、テルモ(4543)の株主優待は株主に自社製品を特別価格で販売するというものがあります。

血圧計や体温計、栄養補助食品などがあります。

体温計とかタダでくれるならまだしも、「特別価格で販売」ですからね。
他にカレンダーももらえます。

そんなに魅力を感じません。優待目的で買う銘柄ではないでしょう。

過去の長期のチャート

 

すごいですね。
長期で上昇相場です。
多くの日本株が1989年のバブル時の株価を超えられずに苦しんでいる中、こういった右肩上がりの相場は評価できます。
さすが、PERが割高なだけはあります。

直近1年のチャートはこちら

 

 

こちらはコロナショックで一度は大きく下げたのですがすぐに反発。
反発前の水準にもどり、さらに高値を目指しています。
勢いのあるチャートです。

テルモ(4543)の売上高は?

 

 

堅調です。
いいですね。
売上高は6,000億円に届きました。

テルモ(4543)のEPS(1株当たりの利益)の推移です

キレイではないですが、わるくないです。
FY2018の伸びがすごいですね。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

 

こちらは、しっかりと伸びています。
いい感じです。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

 

ROE(株主資本利益率)は直近11.36%です。
合格ラインの10%を超えています。
いいですね!
ここは長期投資をする上でプラスポイントです。

流動比率は2.17倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

テルモ(4543)の今後をまとめると

過去の株価チャートの右肩上がりをみて、「これはいいのかもしれない」との期待をもって数字をみました。
そして、数字を見てみると、その人気にふさわしかったです。
少しPERが高いですが、それだけ人気ということですね。
優良銘柄です。
個人的にも気になりました。

気になる方は四季報チェックしてみて下さい。

 

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

(追記:すでにお買い上げ頂いた方ありがとうございました。)

最大のチャンス!コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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