こんな話があります。
ガソリンスタンドの店員がコツコツ株式投資で9.7億円の遺産を残す
http://markethack.net/archives/51959378.html
要約すると、
アメリカのバーモント州で一生ガソリンスタンドの店員や百貨店の掃除夫などの仕事をして生計を立てていた92歳の男性が他界し、その遺産を調べたら、時価にして9.7億円もの株券が出てきて、全米がビックリという話。
今回は、92歳で10億を貯めるにはどうすればいいか。考えてみました。
あなたが10億を貯める具体的な方法
今、30歳だとします。
どうやったら10億を貯められるか、考えてみました。
毎月60,000円を投資にあてます。
そして、年間8%で運用します。
(もちろん年間20%を超えるくらい増える年もあるでしょうし、資産が減る年もあるでしょう。)
ちなみに、年利8%というのはS&P(アメリカの全体的な株の平均)の平均リターン。
決して不可能な数字ではありません。
こつこつ毎月60,000円を貯めていくと年間で720,000円の貯金ができます。
まずは、60歳までのシミュレーション
資産8,000万円を60歳まで超えました。
これだけあれば老後は安泰ではないでしょうか?
でも、10億なんて夢のまた夢みたいです。
ところが、ここからの伸びがすごい。
では、92歳までを見て行きましょう。
なんと、きっちり10億円超えました。
加速度をつけて資産が増えていきました。
これが複利の効果です。
投資をするかしないかで10億に達成するかどうか、人生が劇的に変わります。
今回のポイントは時間。
今回ここまで資産が増えたのは長期にわたって複利の効果が得られたから。
時間を味方につけるとこれほどまで伸びます。
長生きはするものですね。
80歳までしか生きられなければ4億で留まります(それでも十分すごいですが)
この教えを人生を賭して実証すべく、ゆーつーは実際に10億円目指して投資をしています。
時間を味方につけてバイ・アンド・ホールドで少しずつ資産(アメリカ株)を増やしていく。
資産の増減も包み隠さずブログで公開していますので(まだまだ少ないですが)ぜひご覧ください。
お金を持って死ぬことは不幸?
最後に、この10億を貯めて亡くなったロナルド・リード氏について、
「金貯めて貧乏なくらしをして死んで不幸な人生だった」という批判コメントが目立つようです。
お金を持っているのに使い切れなかった人生は不幸でしょうか?
例えば、10億持っているのに1億しか使わなければそれは不幸でしょうか。
例えば、お金を持っていても質素な生活を続ける人はたくさんいます。
尊敬するウォーレン・バフェットもそうです。
ウォーレン・バフェットはいまだにオマハの一軒家で質素な生活をしています。
そして、その資産の多くを寄付し、社会貢献を行っています。
「墓場にお金はもっていけない」といいますが、自身が亡くなったあとも、そのお金が世の中のために働いているというのはとても意義のあることではないかと思います。
10億あったら、恵まれない地域に学校も立てられます。子ども達を救うワクチンの研究開発の援助もできます。
1億、2億の資産でとどまり、私利私欲のために豪遊するだけはない、もう一段上の見えない世界がそこにはあるのではないでしょうか?
あなたは、10億円あったらなにがしたいですか?