
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は住友重機械工業(6302)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
住友重機械工業(6302)とはどんな会社?
住友重機械工業は、重電機械を製造しています。
重機械・産業機械・環境・造船・建設機械事業を営んでいます。
半導体製造装置・レーザー機器なども製造しています。
以下はWikipediaより引用
住友グループの造船・各種製造装置や精密機械など最先端のメカトロニクス分野で世界中に展開する日本の代表的な総合重機企業で、住友グループ広報委員会にも参加する企業である。
そんな住友重機械工業(6302)、現在の社員数は18,491人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は3,690円前後です。
取引単位は100株なので、37万円前後で住友重機械工業(6302)の株を所有することが可能です。
うーん、高いですね。
一つの銘柄を買うのに37万円出さないと買えないのは初心者投資家には少し厳しいです。
そして、住友重機械工業(6302)のPER(株価収益率)は、12.47倍です。
15倍以下なので比較的割安の部類です。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、2.57%です。
高配当とまでいえませんが、そこそこはあるという感じですね。
そして、住友重機械工業(6302)の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
2007年をピークに大きく下げてからは少しずつ回復してきています。
こういった動き、多いですね。
最近多くの日本株分析をしているのですが、さすがに見飽きました。
直近1年のチャートはこちら
軟調ですね。
2018年2月から下げていって、10月に底を打ったようにみえます。
住友重機械工業(6302)の売上高は?
堅調ですね。
いい感じです。
住友重機械工業(6302)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらも堅調です。
右肩上がりです。
いい感じです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはキレイな右肩上がりです。
いいですね。長期投資の理想とする形です。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近8.36%です。
合格ラインの10%には満たないものの、意外と(失礼)健闘しています。
流動比率は1.62倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
住友重機械工業(6302)の今後をまとめると
PERもお手軽で配当もそこそこ。
そして各数字の伸びもわるくありませんでした。
悪くはない銘柄です。
ただ、それだけにROEの低さが残念です。
個人的には「今すぐ欲しい」という銘柄とはなりませんでした。
気になる方は四季報などで詳細チェックしてみて下さい。