気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は富士電機(6504)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
富士電機(6504)とはどんな会社?
富士電機は、電気機械や電子機器を製造しています。
主製品には自動販売機や交流電力調整器ならびに集積回路や半導体などの情報・電子部品を含んでいます。
以下はWikipediaより引用
古河機械金属(旧・古河鉱業)・古河電気工業・富士通とともに古河グループ(古河三水会)の中核企業である。
重電8社(日立製作所、東芝、三菱電機、富士電機、明電舎、日新電機、ダイヘン、東光高岳)の一角。
また、準大手重電3社(富士電機、明電舎、ダイヘン)の一角。自動販売機の分野では、国内1位のシェアであり、三洋電機株式会社から製造子会社株式の譲渡を受け規模を拡大したことによって、そのシェアは過半数となった。
その技術力を駆使し、最近は日本コカ・コーラと共同開発したピークシフト自動販売機、セブン-イレブン・ジャパンと共同開発した同社店舗内セブンカフェ用コーヒードリップマシン、JR東日本グループと共同開発した次世代自動販売機などを世に送り出している。
発電関連設備にも強く、特に地熱発電分野では、世界で4割のシェアを持ち、世界一である。
あのセブンイレブンのコーヒードリップマシンは富士電機だったんですね。
大人気ですよね。
そんな富士電機(6504)、現在の社員数は27,725人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は3,445円前後です。
取引単位は100株なので、34万円前後で富士電機(6504)の株を所有することが可能です。
うーん、高いですね。一つの銘柄に30万円オーバーはやっぱり高いです。
そして、富士電機(6504)のPER(株価収益率)は、現在11.16倍です。
10倍前後なので割安の部類に入ります。低PERですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、2.32%です。
高配当とまではいえませんがそこそこの配当がありますね。
そして、富士電機(6504)の株主優待は年に1回株主を対象にオリジナルカレンダーがもらえます。
詳細はこちら
うーん、正直いらないですね。
その手間とか考えるならその分配当で還元してほしいです。
過去の長期のチャート
方向感ありませんね。
ただ、直近しっかり上昇しています。
直近1年のチャートはこちら
うーん、方向感ありませんね。
ただ、2018年10月から大きく下落しています。
富士電機(6504)の売上高は?
いい感じです。しっかり右肩上がりです。
富士電機(6504)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
FY2014年にちょっと凹んでいますが、比較的堅調です。
まあまあです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
FY2016に落ち込んでいますね。キレイな右肩上がりではありません。
まあまあです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近12.15%です。
いいですね。
合格ラインの10%をしっかり超えています。
優秀です。日本株の中でもかなり上位のROEです。
過去をみても高ROEで優秀です。こういった銘柄に投資したいものです。
流動比率は1.32倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
富士電機(6504)の今後をまとめると
いい感じです。
低PERで各数字の伸びもわるくありません。
そしてROEもしっかり10%以上あります。
そこそこの優良銘柄です。
ただ、個人的には今すぐほしいというような何かを感じませんでした。
気になる方は四季報で詳細をチェックしてみて下さい。