日野自動車(7205)の今後の株価を予想・分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は日野自動車(7205)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

日野自動車(7205)とはどんな会社?

日野自動車は、ディーゼルバスやトラックの開発および製造、販売を行っています。
同社は、大型トラックや特装車、船舶・産業機械向け汎用ディーゼルエンジンも生産しています。
トヨタ自動車株式会社からの受託生産を主な事業内容としています。

名前の通り、東京の日野市に本社を置きます。

以下はWikipediaより引用

2004年3月期の連結決算では、売上高が1兆円を突破。
2019年も1兆9,813億円で過去最高益を更新している。

日本国内の大型・中型トラック販売では2019年現在、46年連続シェアトップを誇る。

また大型トラック顧客満足度調査において10年連続で1位を記録。

小型トラックでも、5年連続で1位を記録している。
また2007年には海外向け販売台数が国内向けを上回り、現在は総販売台数の7割以上を海外向けが占めている。
世界90ヶ国以上で販売を行っており、台湾やタイ、インドネシア、マレーシア、パキスタン、ペルー等ではトップシェアを誇っている。

2013年には、世界で初めてハイブリッドトラック・バスのグローバルでの累計販売台数が1万台を突破した。
世界の大型トラック製造メーカーの中でも毎年生産台数トップ10にランクしている。

私、トラックとか全然詳しくないんですけど、とにかくすごい会社なんですね。

そんな日野自動車(7205)、現在の社員数は34,353人です。

現在の株価とPERは?

現在の株価は873円前後です。
取引単位は100株なので、8万円前後で日野自動車(7205)の株を所有することが可能です。

10万円以下で購入できる日本株です。
いいですね。これなら投資初心者でも比較的に買いやすい値段ですね。

そして、日野自動車(7205)のPER(株価収益率)は、現在9.13倍です。
10倍以下なので割安のラインです。

配当利回りと株主優待は?

配当利回りは、3.32%です。
いいですね! 日本株の中では高配当です。

そして、日野自動車(7205)の株主優待はありません。

過去の長期のチャート

 

2008年、リーマンショックで一度落ち込み、その後一気に上昇しています。
しかしここ数年で大きく下げてきてしまっています。

直近1年のチャートはこちら

 

下落トレンドです。
1,000円を割り、まだまだ下げそうな勢いです。

日野自動車(7205)の売上高は?

 

いいですね。
しっかり伸びています。売上高は2兆円目前です。

日野自動車(7205)のEPS(1株当たりの利益)の推移です

 

よくないですね。
FY2015から右肩下がりとなってしまっています。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

こちらは合格です。
しっかりと右肩上がりです。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

 

ROE(株主資本利益率)は直近10.12%です。
いいですね。
合格ラインの10%を超えています。
過去をみても軒並み高ROEでかなり優秀です。
日本株の中でもトップクラスのROEです。
ROEが高いということは経営が上手いということです。他の低ROEの多くの日本株も見習ってほしいですね。

流動比率は1.13倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

日野自動車(7205)の今後をまとめると

うーん、わるくはありませんでした。
ROEの高さは魅力です。

優良銘柄ではあると思います。

ただ、他の数字の伸びがいまいちでした。

個人的にも「今すぐ投資したい!」と思う銘柄ではありませんでした。

気になる方は四季報でチェックしてみて下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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