ジェイフロント[大丸松坂屋]の今後の株価を予想・分析【J.フロントリテイリング】

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はジェイフロント(J.フロント)リテイリング(3086)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

ジェイフロント(J.フロント)リテイリング(3086)とはどんな会社?

J.フロントリテイリングは、大丸と松坂屋ホールディングスの株式移転により設立された持株会社です。
百貨店およびスーパーマーケットを経営しています。
また卸売業を営む子会社の経営・管理業務を行っています。

「大丸松坂屋百貨店」や「PARCOパルコ」などを傘下に持っています。

そんなジェイフロント(J.フロント)リテイリング(3086)、現在の社員数は7,038人です。

現在の株価とPERは?

現在の株価は1,259円前後です。
取引単位は100株なので、12万円前後でジェイフロント(J.フロント)リテイリング(3086)の株を所有することが可能です。

15万円以下で購入できる日本株です。
いいですね。これなら投資初心者でも比較的に買いやすい値段ですね。

そして、ジェイフロント(J.フロント)リテイリング(3086)のPER(株価収益率)は、現在12.27倍です。
15倍前後なので適正のラインです。
少し割安ですね。

配当利回りと株主優待は?

配当利回りは、2.78%です。
いいですね。そこそこの配当があります。

そして、ジェイフロント(J.フロント)リテイリング(3086)の株主優待は、100株の株主に対して大丸松坂屋での買い物が10%引きされるご優待カードがもらえます(限度額50万円)。

保有株数に応じて限度額が異なるので詳細は公式ページのIR情報をご覧下さい。

50万円の10%引きなので、5万円分ですね。
10万円前後の株を買って年間5万円の割引を受けられるならかなりお得ですね。

とくに大丸松坂屋で買い物をする方にとってはものすごく魅力ですね。

いいです。

過去の長期チャート

 

うーん、方向感がありません。
なんとも言えませんね。
ちなみに、上場来最高値は2015年の2,333円です(Bloomberg調べ)

直近1年のチャートはこちら

 

こちらは軟調です。
下落トレンドで、まだ底が見えません。
こういうときにあわてて買うと大きく損をする可能性があります。

ジェイフロント(J.フロント)リテイリング(3086)の売上高は?

 

直近大きく売上高を下げています。
微妙ですね。

ジェイフロント(J.フロント)リテイリングのEPS(1株当たりの利益)の推移

 

方向感がありません。
微妙ですね。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

右肩上がりですが、直近だけ少し凹んでいます。
まあまあですね。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

 

ROE(株主資本利益率)は直近7.46%です。
合格ラインの10%は超えられていません。
過去の数字をみても微妙です。

流動比率は0.74倍です。
1倍を割っているのでちょっと不安ですね。

ちなみに売上高は日本100%です。

ジェイフロント(J.フロント)リテイリング(3086)の今後をまとめると

魅力的なのは株主優待だけでした。

他の数字はすべてパッとしませんでした。

無理して投資をする銘柄でもありません。

日本株には魅力的な銘柄が他にたくさんあります。

気持ちを切り替えて次、行きましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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