気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は高島屋[髙島屋](8233)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
高島屋[髙島屋](8233)とはどんな会社?
髙島屋[髙島屋]は、大阪、東京、京都を中心に海外でも百貨店を経営しています。
また、輸出入業および卸売業、これらの業務に付随する製造業ならびに加工業を行っています。
同社は主に衣料品、食料品、芸術品、日用雑の販売を行い、また不動産業も行っています。
以下はWikipediaより引用
百貨店業界において、J.フロントリテイリングや三越伊勢丹ホールディングスの発足といった再編が進む中、同社は、独立系百貨店である。
2008年(平成20年)10月に、電鉄系百貨店の阪急百貨店・阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー リテイリングとの間で資本・業務提携をした。
その際、2011年(平成23年)4月を目処に経営統合まで行う予定であったが、2010年(平成22年)3月25日に、経営統合を撤回して業務提携にとどめることを正式発表した。
どうでもいいですが、子どもの頃、家族で年に1回くらい髙島屋に行くことがあったのですが、なんかすごく広くてとても楽しかったのを覚えています。
そんな高島屋(8233)、現在の社員数は7,595人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は1,497円前後です。
取引単位は100株なので、15万円前後で高島屋[髙島屋](8233)の株を所有することが可能です。
以前は高島屋を買うのに最低でも100万円以上(1,000株単位だったので)必要だったのですが、このくらいなら比較的初心者でも買いやすいですね。
そして、高島屋(8233)のPER(株価収益率)は、現在14.42倍です。
こちらは15倍前後なので適正ラインです。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、1.6%です。
少しは配当があるといった感じです。
そして、高島屋(8233)の株主優待は10%割引になる優待カードがもらえます。
髙島屋に結構行く人はかなりうれしいかもしれません。
過去の長期のチャート
うーん、方向感ないですね。
上場来最高値は1989年の4,210円です。
バブル期にピークを迎えた典型的な日本株ですね。
直近1年のチャートはこちら
下落トレンドですね。
とくに2018年11月からさらにもう1段下げています。
高島屋(8233)の売上高は?
横ばいですね。
これだけではなんともいえません。
高島屋(8233)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
うーん、キレイな右肩上がりではありませんがどちらかといえば堅調です。
まあまあですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらは緩やかですが右肩上がりです。
いい感じです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近5.56%です。
うーん、低いですね。
多くの日本の大企業と同じく低ROEです。
もちろん長期投資をする上で低ROEはマイナスポイントです。
流動比率は0.88倍です。
こちらは1倍を割っているので少し心配です。
高島屋(8233)の今後をまとめると
うーん、パッとしない銘柄ですね。
「これは!」と思わせるものはなにもありませんでした。
個人的に、髙島屋って子どもの頃の良き思い出があり、がんばってほしいので陰ながら応援しています。
ただ、投資はしたいとは思えませんでした(そこはシビアに)。
次、行きましょう。