気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は千葉銀行(8331)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
千葉銀行(8331)とはどんな会社?
千葉銀行は、千葉県を地盤に、貯金・貸出・為替などの銀行業を営んでいます。
また、証券やリース、信用保証、クレジットカードなどの金融サービスならびにソフトウェアの開発も行っています。
以下はWikipediaより引用
千葉県内最大手、単独の地銀としては総資産で横浜銀行に次ぐ、第2位の地方銀行。
地方銀行といったら横浜銀行、千葉銀行のツートップですね。
ちなみに、ちばぎんのキャラクターはひまりんです。(冒頭の写真)
Nikkei225採用銘柄です。
そんな千葉銀行(8331)、現在の社員数は4,420人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は546円前後です。
取引単位は100株なので、54,600円前後で千葉銀行(8331)の株を所有することが可能です。
10万円以下で買える日本株です。
いいですね。これなら投資初心者でも気軽に購入することができます。
そして、千葉銀行(8331)のPER(株価収益率)は、現在8.37倍です。
10倍以下なので割安の部類です。
ただ、他の銀行株、とくにメガバンクと比較するとPERは高めですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、2.93%です。
こちらも配当は高めです。
そして、千葉銀行(8331)の株主優待は1,000株以上保有の株主に3,000円分の千葉県特産品がもらえます。
他にも千葉銀行やグループ会社が提供する金融商品・サービスの優待が受けられる株主優待クーポンがもらえるそうです。
詳細は千葉銀行のIR情報をご覧下さい。
うーん、正直こんなことやるならその分配当にまわしてほしいです。
過去の長期チャート
方向感はないですね。
上場来最高値は1989年です。
バブル期の最高値を超えられない典型的な日本株ですね。
直近1年のチャートはこちら
下落トレンドです。
2019年に入って600円をとうとう割ってしまいました。
次の大台500円割れも見えてきています。
千葉銀行(8331)の売上高は?
こちらはチャートの動きとは異なり良好ですね!
右肩上りとなっています。
千葉銀行(8331)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらは微妙です。
ほぼ横ばいですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらは右肩上がりです。
堅調という言葉がぴったりの推移です。
いい感じですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近5.22%です。
合格ラインの10%は超えていません。
うーん、日本株の中では普通ですね。
でもやっぱりもっとROE高くなってほしいです。
千葉銀行(8331)の今後をまとめると
パッとしませんでした。
ものすごく高配当というわけでも、数字がいいわけでもない。
キラリと光るものはありませんでした。
無理して投資をするような銘柄ではないです。
次、行きましょう。