気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は静岡銀行(8355)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
静岡銀行(8355)とはどんな会社?
静岡銀行は、静岡県および周辺地域を地盤に銀行業務を営んでいます。
主なサービスには預金取引ならびに金銭貸付、内外国為替業務などの一般銀行業務を含んでいます。
また、信託および証券、リース、顧問などの金融サービスも提供しています。
以下はWikipediaより引用
バブル期に不動産・開発融資を自制したことや、経営のあらゆる局面において漫然とした取引を戒め、質素倹約を重んじる行風から 通称をもじって揶揄的に「シブ銀」とも評される。
シブ銀、かっこいいですね!
そんな静岡銀行(8355)、現在の社員数は3,947人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は794円前後です。
取引単位は100株なので、8万円前後で静岡銀行(8355)の株を所有することが可能です。
いいですね。10万円以下で購入できます。
これなら投資初心者でも比較的投資しやすいです。
そして、静岡銀行(8355)のPER(株価収益率)は、現在10.32倍です。
15倍を割っているので割安です。
ただ、他のメガバンクは10倍を切っているので銀行株としてはそこまで割安感はありません。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、2.77%です。
意外とありますね。
ただ、同じく他のメガバンクは5%近いのでこれも銀行株としてみるとそこまで配当が高いとはいえません。
そして、静岡銀行(8355)の株主優待はありません。
過去の長期チャート
うーん、レンジです。
方向感ないですね。
現在は1,000円を割っており長期の過去の値動きからすると安値圏です。
直近1年のチャートはこちら
軟調ですね。
2019年8月に底を打ってその後反発しています(他の多くの日本株と同じですね。)
ただ、さらに再び下げているので油断はできません。
静岡銀行(8355)の売上高は?
うーん、FY2017をのぞけば比較的堅調な推移です。
静岡銀行(8355)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
うーん、微妙です。
長期投資の理想とするEPSは右肩上がりなのですが、それとは程遠いですね。
よくはありません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらは堅調です。
いい感じですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近4.56%です。
低いですね。1ケタ前半です。
話になりません。
がんばれ、シブ銀!
静岡銀行(8355)の今後をまとめると
うーん、微妙ですね。
これといって魅力が感じられない銘柄でした。
無理して投資をする銘柄ではないです。
気を取り直して次、行きましょう。