気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は松井証券(8628)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
松井証券(8628)とはどんな会社?
松井証券は、ウェブサイトを通じてオンライン投資サービスを提供しています。
また、投資情報および研修サービスも提供しています。
以下はWikipediaより引用
長らく一般的な中堅の証券会社であったが、2代目社長・松井武の婿養子となった松井道夫が1995年に3代目社長に就任すると、社内の反対もあったが大きく舵を切って、インターネット証券に参入し大きく成長。2001年8月には、インターネット取引専業の証券会社として、日本で初めて東証第1部に上場した。オンライン証券取引を専門に扱う業者としては、日本において最大手だった時代もあった。
松井証券、手数料も安くて使いやすいと評判ですね。
日本株の取引する人なら口座開設しておいて損はないと思います。
そんな松井証券(8628)、現在の社員数は121人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は1,171円前後です。
取引単位は100株なので、11万円前後で松井証券(8628)の株を所有することが可能です。
10万円以下で購入できる日本株です。
いいですね。
こういった銘柄が増えると投資初心者も投資がしやすくなります。
そして、松井証券(8628)のPER(株価収益率)は、現在25.83倍です。
20倍を超えているので少し割高ですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、3.93%です。
4%近い、高配当銘柄です。
いいですね。
過去の長期チャート
方向感がないですね。
ただ、2011年の安値圏からは堅調に推移しています。
健闘していますね。
直近1年のチャートはこちら
多くの日本株が、2018年軟調だったのですが、こちらは堅調ですね。
12月こそガクンとさげたものの、全体を通してみると右肩上がりです。
松井証券(8628)の売上高は?
FY2014からは軟調です。
よくないですね。
松井証券(8628)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちら同じくFY2014からパッとしません。
よくないです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
いいですね!
こちらは右肩上がりです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近13.34%です。
合格ラインの10%を超えています。優秀ですね。
これはプラスポイントです。
ちなみに売上高は日本が100%です。
松井証券(8628)の今後をまとめると
高配当で高ROEですね。
ただ、EPSの伸びがあまりよくありませんでした。
「地味ですが、そこそこ頑張ってるいい銘柄」といったところでしょうか。
優良銘柄ではあると思いますが、個人的に投資をしたいとまでは思えませんでした。
気になる方は四季報などで詳細チェックしてみて下さい。