気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は三菱地所(8802)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
三菱地所(8802)とはどんな会社?
三菱地所は、住宅、マンション、オフィスを中心に不動産の賃貸ならびに開発、設計、建設、販売、管理を行っています。また、駐車場、ホテル、ショッピングセンターの運営およびゴルフ場やテニスクラブなどのフィットネスクラブの経営も行っています。
読み方はみつびし「じしょ」です。
横浜のランドマークタワーや東京駅の丸ビル、新丸ビル、御殿場や佐野のプレミアムアウトレット、アメリカのロックフェラーセンターなど国内外数え切れないほどのビル、商業施設を保有・受託しています。
ライバルは三井不動産です。
三井不動産と三菱地所のツートップは不動産業界の早慶みたいなものです。
そんな三菱地所(8802)、現在の社員数は8,856人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は1,668円前後です。
取引単位は100株なので、16万円前後で三菱地所(8802)の株を所有することが可能です。
20万円以下で購入できる日本株です。
日本株の中では普通の価格帯です。
でも、初めて投資をする方にとっては高いと感じるかもしれません。
(本当、日本株って高いですよね。アメリカ株は1万円から買える銘柄がゴロゴロあります)
そして、三菱地所(8802)のPER(株価収益率)は、現在15.35倍です。
15倍前後なので適性ラインです。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、1.49%です。
配当は、少しだけはあるという感じですね。
そして、三菱地所(8802)の株主優待はありません。
過去の長期チャート
2007年にピークを迎え、その後リーマンショックで下落、2013年から再び上昇してその後は軟調。
長期で見ると方向感がないですね。
長期投資も報われていないチャートです。
直近1年のチャートはこちら
コロナショックで大きく下落。
その後、反発するも反発しきれずにずるずると下げてしまっています。
三菱地所(8802)の売上高は?
いいですね。
右肩上がりです。
しっかり売上を伸ばしています。
三菱地所(8802)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらは、すごくキレイな右肩上がりです。
エクセレントです!すばらしい!
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらは緩やかですが右肩上がりです。
いい感じです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近8.38%です。
合格ラインの10%には届いていません。
ちなみに、ライバルの三井不動産とほぼ同じ水準のROEです。
流動比率は1.68倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
三菱地所(8802)の今後をまとめると
優良銘柄です。
EPSやBPSの伸びが素晴らしかったです。
個人的にも気になる銘柄です。
気になる方は四季報などで詳細チェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。
(追記:すでにお買い上げ頂いた方ありがとうございました。)