気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は日立製作所【6501】の株価を分析。そして今後を予想していきます。
日立製作所とはどんな会社?
日立製作所は、情報・エレクトロニクスをはじめ電力・産業機械、家庭電器製品を製造しています。
同製品は原子力発電システムから厨房機器まで広範囲に及びます。
同社は電線および金属、化学の各分野に子会社を持っています。
「この木なんの木」のCMでも有名ですね。
以下はWikipediaより引用
情報・通信システム、電力システム、社会・産業システム、電子装置・システム、建設機械、高機能材料、オートモティブシステム、生活・エコシステム、金融サービス、その他の10の部門から構成されている。売上高9兆6162億円、純利益2649億円、総従業員数32万725人は、総合電機最大の規模であり、日本の全業種中でもトヨタ自動車に次ぐ規模の従業員数を誇る巨大企業。
全世界に製造・販売拠点を広げる多国籍企業でもあり、売上の45%は日本国外からもたらされる。米国誌『フォーブス』が毎年発表する世界企業ベスト2000では、コングロマリット(複合企業体)に分類されている(他にコングロマリットとしてはGE、シーメンス等が分類されている)。近年は他の各電機メーカーとの合弁会社設立が目立っている。
現在の株価は?
現在の株価は3,640円前後です。
取引単位は100株なので、36万円前後で日立製作所の株を所有することが可能です。
日本株の中では普通ですが、一般の感覚ではやはり高いと感じてしまいます。
PER(株価収益率)は、40.12倍。
40倍を超えています。
直近の利益が下がったことが原因です。
以前は、15倍前後の適正ラインです。
配当利回りは2.6%です。
日本株にしてはそこそこの配当です。
過去の長期のチャート
最高値は1999年の1,640円。
それ以来ぱっとしないチャートです。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
コロナショックで大きく下落。
その後は少し反発しましたが、まだ回復しきれていません。
日立製作所の売上高は?
毎年の売上高は9兆円前後で安定しています。
ただ、直近は9兆円を割ってしまいました。
とはいえこの規模はさすが、日本を代表する企業です。
日立製作所のEPS(1株当たりの利益)の推移です。
FY2016からしっかり伸びていましたが、直近に大きく下落。
ただ、コロナの影響もあるので仕方がないともいえます。
大切なのは、このコロナの影響を乗り切る実力がある会社かどうかです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
キレイではありませんが、FY2019からグイッと上昇しています。
わるくはありません。
ROE(株主資本利益率)の推移は?
最後に、ROE(株主資本利益率)は直近2.77%です。
コロナの影響とはいえ、低いですね。
ただ、過去には10%を超えている年度もありました。
今後に期待です。
最後に、流動比率は1.39倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
日立製作所の今後をまとめると
日本を代表する会社です。
直近の数字は仕方ないとしても、それまでの数字もそこまで良いというわけではありません。
わるくはないのですが、決定打にかけます。
日本を代表するすごい企業なのですが、個人的には欲しいとは思いませんでした。
気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみてください。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。