気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はJR東日本(9020)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
JR東日本(9020)とはどんな会社?
JR東日本は東京を含む関東・東北地方にて旅客鉄道輸送サービスを提供しています。
主に東北新幹線などの主要新幹線や首都圏の在来線などの運行を行っています。
また、不動産・ホテル・旅行・レストラン業なども含んでいます。
旧国鉄(日本国有鉄道)です。
もちろん僕も昔からお世話になっている会社です。
山手線はもちろん、とくに東北新幹線、昔からよく使っています。
どうでもいいですが、上の画像の「行くぜ、東北」(何パターンもあります)の広告みると東北行きたくなります。
以下はWikipediaより引用
日本の人口の3割強が住む東京圏に多くの路線を持ち、東京圏の通勤輸送を主力とする。
1日の平均輸送人員は約1,659万人(2010年度実績)、年間の売り上げは2兆7000億円近く(連結)に上り、そのうち1兆1153億円が関東圏の通勤・通学路線の運輸収入、4909億円が新幹線の運輸収入である(2007年度)。2015年10月1日現在の路線の営業キロは計7458.2km で、JRグループ各社の中で営業路線は最長であり、2015年4月1日現在の社員数は、58,550人[6] でJRグループの中では最も多い。
また、国鉄分割民営化の経緯から、発足当初から国鉄が所有していた優良資産や国鉄関連会社株を多く所有していたため、JRグループ各社の中ではいち早くから鉄道事業以外の事業への進出を積極的に行っている。
そんなJR東日本(9020)、現在の社員数は73,193人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は6,271円前後です。
取引単位は100株なので、62万円前後でJR東日本(9020)の株を所有することが可能です。
一つの銘柄に50万円オーバーです。
結構高いですね。
そして、JR東日本(9020)のPER(株価収益率)は、現在11.94倍です。
15倍以下なのでどちらかといえば割安です。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、1.75%です。
高配当とまではいきませんが、そこそこはあるという感じですね。
そして、JR東日本(9020)の株主優待は100株で運賃料金割引券(20%オフ)が1枚もらえます。
新幹線にも使えるので、一番高い東京新青森間(17,350円)で使えば20%の3,470円分がお得になります。
ほかにも優待ありますので気になる方はJR東日本のIR情報をご覧下さい。
でも、50万円以上払ってまでほしい優待ではないですね。
優待目的で買う銘柄ではないです。
過去の長期チャート
うーん、一方方向のチャートではありませんが、そこそこの力強さを感じます。
ただ、直近の落ち込みがすごいですね。
直近1年のチャートはこちら
こちらは軟調ですね。
下落トレンドです。
反発のポイントも弱く、直近さらに大きく下げています。
JR東日本(9020)の売上高は?
こちらは堅調です。
売上高はFY2019には3兆円に届きました。
すごいですね。
JR東日本(9020)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらも右肩上がりでした。
ただ、直近はやはりコロナで大きく下げてしまっています。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
いいですね。
こちらもしっかり右肩上がりです。
しっかり上げているということは順調に株主の価値を増大させているということです。
素晴らしいです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近6.29%です。
直近は合格ラインを超えられませんでしたが、過去は比較的高水準でした。
また、利用者が戻ればROE10%に戻ることも期待できます。
最後に、流動比率は0.55倍です。
こちらは1倍を割っているので少し心配です(ただ多くの鉄道会社は1倍割っています)
JR東日本(9020)の今後をまとめると
もともとは、各数字の伸びもよくROEも10%超えの優良銘柄でした。
ただ、今はコロナで業績が大きく落ち込んでいます。
そして、回復の見込みがまだ立ちません。
とはいえ社会を支えるインフラ代表のような銘柄なので、この株価が大きく落ちている時期に仕込むのは戦略的にはありだと考えます。
5年後に「あそこが底だったね。買っておけばよかった」と思うような未来がくるかもしれません。
個人的にも今の水準は少し気になっています。
今後もウォッチしていきたいと思います。
気になる方は四季報などで詳細チェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。
(追記:すでにお買い上げ頂いた方ありがとうございました。)