気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はSBIホールディングス【8473】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
SBIホールディングスとはどんな会社?
SBIホールディングスは国内外のインターネット関連企業を中心にベンチャーキャピタル投資業務を行っています。
同社は、証券業務およびインベストメント・バンキング、ファイナンシャル・サービスも展開しています。
以下はWikipediaより引用
商号のSBIは、元々ソフトバンクグループの金融関連企業として設立されたため「SoftBank Investment」の略であったが、その後同グループを離脱し「Strategic Business Innovator(戦略的な事業の革新者)」の略に変更した。
結構、無理やりのあとづけですね(笑)
代表取締役社長は北尾吉孝氏です。
「ビジネス界の和田アキ子(ご意見番)」という異名でも有名ですね(?)。
そんなSBIホールディングス、現在の社員数は5,391人です。
現在の株価は?
現在の株価は2,397円前後です。
取引単位は100株なので、24万円前後でSBIホールディングスの株を所有することが可能です。
うーん、高いですねー。
単元株が100株となり、最近5万円以下で購入できる日本株も増えてきたので決してお手頃とは言えません。
SBIホールディングスのPER(株価収益率)は、現在11.7倍です。
こちらは15倍を割っているので、低PERです。
比較的割安のラインですね。
配当利回りは、3.49%です。
いいですね。日本株の中では高配当の部類です。
100株で12,000円相当の健康食品がもらえます。
SBIの株主優待が健康食品って意外です。
SBIホールディングスの長期チャート
上場来最高値が2005年です。
その後、大きく下げて、そこからはずーっと方向感がありません。
直近1年の短期チャート
2018年の年末から大きく下げ、その後は反発できずに停滞しています。
SBIホールディングスの売上高は?
いい感じです。右肩上がりですね。
SBIホールディングスのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
うーん、キレイな右肩上がりではありません。
これではなんとも言えません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらは比較的堅調です。
わるくはありません。
ROE(株主資本利益率)の推移
直近のROEは11.59%です。
合格ラインの10%を超えています。
いい感じですね。
最後に流動比率は1.23倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
SBIホールディングスの今後をまとめると
うーん、微妙です。
低PERと高配当は魅力ですが、数字の伸びがイマイチでした。
無理をして投資をする銘柄ではありません。
日本株には思わず投資をしたくなるような銘柄が隠れています。
次、見ていきましょう。