気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はレオパレス21【8848】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

レオパレス21とはどんな会社？

レオパレス21は、アパート、マンション、住宅などの建築・賃貸管理及び販売を主な事業とする会社です。
その他、リゾート施設の開発運営・ホテル事業、ブロードバンド通信事業、介護事業も行っています。

2018年４月に過去の建築物件で多数で施工不良問題が発覚し、現在経営危機に陥っています。
（具体的には、1996年～2009年に施工したアパートの一部で建築基準法違反の疑いがある界壁不備があるとのこと）

以前は広瀬すずさんがCMをやっていましたが、上記の施工不良の問題でCMは終了しています。

そんなレオパレス21、現在の社員数は5,219人です。

現在の株価は？

現在の株価は265円前後です。
取引単位は100株なので、26,500円前後でレオパレス21の株を所有することが可能です。

３万円以下で買える銘柄です。
これなら初心者でも気軽に買えますね。

レオパレス21のPER（株価収益率）は、現在算出できません。
この時点で我々長期投資家は「あれ？やばそうだぞ」と感じます。

配当も現在ありません。

また、株主優待もありません。
以前は、100株でレオパレスリゾート グアム宿泊が無料、国内レオパレスホテル宿泊50%割引といった優待を受けられたのですが廃止されました。

レオパレス21の長期チャート

 

 

2006年に大きく上昇、その後下落し停滞しています（いわゆる打ち上げ花火を2回している状態）。

直近1年間の短期チャート

 

去年の夏からしっかり上昇していました。
ピーク時には400円を超えていました。
しかしコロナショックで大きく下落。
現在は300円を割っています。

レオパレス21の売上高は？

 

FY2018をピークに大きく落ち込んでいます。

レオパレス21のEPS（1株当たりの利益）の推移です。

 

うげ、直近マイナスがすごいですね。
やばそうですね。

BPS（1株あたり純資産）を見てみましょう。

 

FY2019からの落ち込みが激しいですね。
FY2020はほぼなくなってしまいました。
こういった銘柄には投資したくないです。

ROE（株主資本利益率）の推移はこちら

 

直近のROEは-83.94％です。
（マイナスすごすぎてグラフが崩れるので表示しませんでした、、）
論外です。

最後に流動比率は0.98倍。
1倍を割っているので少しだけ心配です。

レオパレス21の今後をまとめると

不祥事をきっかけに経営がかなり悪化しているレオパレス21。
立て直すことができればリターンも大きいです。
ただ、その分リスクも大きく一般的には手を出してはいけない銘柄です。

日本株には長期投資に適した優良銘柄がたくさんあります。
次、見ていきましょう。

 

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。

多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい！」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の80％以上を投じた銘柄とは？
今井バフェットが何に勝負をかけたのか？

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています（適宜更新予定です）

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

（追記：すでにお買い上げ頂いた方ありがとうございました。）

最大のチャンス！コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄