金属加工機械のトップ!アマダホールディングス【6113】の今後の株価を分析

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はアマダホールディングス【6113】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

アマダホールディングスとはどんな会社?

アマダホールディングスは、パンチング・シャーリング・ベンディング・切削(せっさく:金属を切り削ること)機械などの板金加工機械を製造しています。
自動車・コンピュータ・カメラ・電気製造業者向けに販売を行っています。
同社は、電子機器や製造自動化用(FA)の機械も製造しています。

金属加工機械器具・金属交錯機械器具の製造、販売、賃貸、修理保守、点検、検査等(ファイナンス含む)を主要事業としています。

金属加工分野(特に板金機械)では、国内トップシェアを誇ります。

そんなアマダホールディングス、現在の社員数は9,418人です。

現在の株価は?

現在の株価は1,109円前後です。
取引単位は100株なので、11万円前後でアマダホールディングスの株を所有することが可能です。

10万円前後で購入できる日本株です。
比較的低価格なので初心者にも優しいですね。
ただ、最近は5万円以下で購入できる日本株も増えてきたので決してお手頃とまでは言えません。

アマダホールディングスのPER(株価収益率)は、現在12.08倍です。
15倍を割っているので比較的割安です。

配当利回りは、4.15%です。
いいですね!
日本株の中では高配当の部類です。

アマダホールディングスの株主優待はありません。

アマダホールディングスの長期チャート

 

上場来最高値は1989年の2,190円です。
バブル期の高値を超えられない典型的な日本株ですね。
2012年からは再びしっかりと上昇してきています。

直近1年間の短期チャート

 

うーん、あまり方向感がないですね。
8月にガクッと下げましたが(他の多くの日本株と同じく)、しっかり反発しています。

アマダホールディングスの売上高は?

 

キレイな右肩上がりではありませんが悪くはありません。
売上は3,000億円を超えています。さすがですね。

アマダホールディングスのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

 

こちらは比較的右肩上がりですね。
かなりいい感じです。
こういう推移を見るとうれしくなります。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

 

こちらも右肩上がりです。
いいですね!

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

 

直近のROEは7.42%です。
合格ラインの10%には届いていません。
もう少し頑張ってほしいところです。
今後に期待ですね。

最後に流動比率は3.08倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

アマダホールディングスの今後をまとめると

PERは適正で、高配当、さらに各数字の伸びもわるくはない。
ROEが合格ラインを超えていなかったのが残念です。

ただ、良い銘柄です。
個人的にもチャンスがあれば買いたい銘柄です。

気になる方は四季報などで詳細チェックしてみて下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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