2万円以下で買える日本株!住石ホールディングスの今後の株価を分析
- 2018/7/19
- 日本株分析

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は住石ホールディングス【1514】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
住石ホールディングスとはどんな会社?
住石ホールディングスは、住友石炭鉱業の会社分割により設立された持株会社です。
同社は石炭、セメント、工業用機械などの卸売りを行っています。
また、貨物自動車運送業、海運業も営んでいます。
子会社と関連会社は以下です。
・住石マテリアルズ株式会社
・住石貿易株式会社
・泉山興業株式会社
・住石山陽採石株式会社(上の画像はこの会社が所有する岩石です)
・ダイヤマテリアル株式会社
・泉汽船株式会社
・SPSシンテックス株式会社
・新居浜コールセンター株式会社
・ヰゲタ通商株式会社
代表取締役社長は長崎駒樹氏です。
そんな住石ホールディングス、現在の社員数は57人です(ホールディングスだからこんなに少ないんですね)。
現在の株価は?
現在の株価は158円前後です。
取引単位は100株なので、15,000円前後で住石ホールディングスの株を所有することが可能です。
安っ!
これなら誰でも気軽に株を始めることができます。
日本株、みんなこのくらいから買えるようになるといいんですけどね。
住石ホールディングスのPER(株価収益率)は、現在4.15倍です。
なんと5倍以下!かなりの低PERです。割安ですね。
配当利回りは、1.9%です。
日本株の中では少しは配当があるといったところです。
住石ホールディングスの株主優待はありません。
住石ホールディングスの長期チャート
高値をしっかり更新していっています。
ちなみに上場来最高値は2018年の185円です。
直近1年間の短期チャート
2017年の10月のグイっとあがってからは高値圏を推移しています。
住石ホールディングスの売上高は?
うげ!右肩下がりです。
良くはありません。
住石ホールディングスのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
うーん、がちゃがちゃしています。
長期投資の理想とするEPSは、キレイな右肩上がりです。
右肩上がりで伸びるEPSは、今後も成長が期待できるからです。
そう考えると、このEPSはよくありません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらはいいですね。
キレイな右肩上がりです。
合格です。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは22.71%です。
いいですね!
ただ、過去見ると合格ラインの10%に届いていない年度もあります。
直近の高ROEだけで楽観視するのは危険かもしれません。
最後に流動比率は2.29倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
住石ホールディングスの今後をまとめると
うーん、微妙です。
低PERは魅力ですが、各数字の伸びがイマイチでした。
わるくはないと思うのですが、個人的には「投資をしたい」と思えませんでした。
気をとりなおして次、見ていきましょう。