長期投資に適した日本株を探すこのコーナー。
今回見るのはオリエンタルランド(4661)の株価分析です。
アメリカ株のディズニーではなく、東京ディズニーランド・シーの方のオリエンタルランドです。
オリエンタルランド(4661)とは
オリエンタルランドは東京ディズニーリゾートを運営している会社です。
また、同社は場内のレストランやキャラクター商品の販売も行っています。
オリエンタルランドのPERは高い
そんなオリエンタルランドの直近の株価は15,320円前後です。
100株単位なので、150万円前後でオリエンタルランドの株を買うことができます。
100万円超えです!
いわゆる値がさ株ですね。
めちゃくちゃ高いですね。
20代の新社会人が気軽に株式投資を始めようとしてもこれでは敷居が高く「やっぱり株式投資なんて…」と思われてしまいます。
とくにオリエンタルランドのようなファンの多い銘柄こそ少額から取引できるようになるといいんですけどね。
そして、現在オリエンタルランドのPERは80.95倍です。
こちらもめちゃくちゃ高いですね。
超割高です。
それだけ人気を集めるのもやはりディズニーの知名度・ブランド力のなせる技です。
感服します。
オリエンタルランドの株主優待
オリエンタルランドの株主優待は100株で1年間に1回、パスポート1枚が送られてきます。
この株主優待が欲しくて長期投資をしている人もたくさんいます。
オリエンタルランドの過去の長期のチャート
さすがですね。
勢いを感じる上昇トレンドです。
PER80倍超えの人気は伊達ではありません。
オリエンタルランドの直近1年間のチャート
こちらは10月をピークに大きく下落しています。
そして、コロナショックで急落。
前回の記事でも述べましたが、オリエンタルランドを欲しかった人にとっては絶好のチャンスでした。
ただ、その後かなりしっかりと回復しています。
まだ休園しているのにここまで回復してしまうなんて、恐るべしですね。。
オリエンタルランドの売上高の推移
横ばいに見えますが、堅調です。
ただ、直近はコロナの影響で落ちています。
次にEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらも堅調でしたが、直近は落ち込んでいます。
ただ、今後外国人観光客も戻って、再び賑わえば、ディズニーのブランド力は強大なので再びEPSは上向くでしょう。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはキレイな右肩上がりです。
長期投資の理想とする伸びです。
素晴らしいです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近はしかたないとしても、過去はしっかりと合格ラインの10%を超えてきています。
ROEの高さは経営のうまさです。
多くの日本株が10%の合格ラインを超えられない中、オリエンタルランドはかなり優秀といえます。
さすがですね。
最後に、流動比率は3.15倍です。
1倍を超えているので問題ありません。
オリエンタルランドの今後の見通しは
さすがのディズニーです。
各数字も堅調で、今後の成長も期待できます。
ぐうの音もでないほどの優良企業です。
ただ、コロナの影響が残る中、すでに株価は反発しきっており、買うタイミングが難しいです。
もし2番底のような下げがくるのであればそのときはチャンスです。
個人的にも、タイミングさえ合えば、ほしい銘柄です。
気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。