小糸製作所【7276】の今後の株価を分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は小糸製作所【7276】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

小糸製作所とはどんな会社?

小糸製作所(読み方:こいとせいさくしょ)は、自動車用照明部品、航空機部品メーカーです。
世界で唯一、光源からランプシステム制御までを開発、生産をしています。

自動車用照明部品メーカーなんですね!
「小糸」っていう名前から、なんとなく製糸会社なのかと勘違いしていました。

1915年に前身の小糸源六郎商店が鉄道信号東洋フレネルレンズを販売開始して創業しました。
現在は自動車用照明器で国内首位(約8割弱)。
トヨタ自動車系列です。
欧米、アジア、中国に生産拠点を保有しています。

国内工場は静岡集中型だが、2006年には子会社で九州工場も稼働しました。

ほかに電子機器や表示装置、油圧機器、ヘッドランプクリーナーなどを扱っています。

そんな小糸製作所、現在の社員数は24,608人です。

現在の株価は?

現在の株価は5,810円前後です。
取引単位は100株なので、58万円前後で小糸製作所の株を所有することが可能です。

うーん、高いですね。
一つの銘柄を買うのに60万円近くかかるのは初心者には敷居が高いです。

小糸製作所のPER(株価収益率)は、現在13.83倍です。
こちらは15倍を割っているので、低PERです。
比較的割安のラインですね。

配当利回りは、1.47%です。
日本株の中では普通です。

小糸製作所の株主優待はありません。

小糸製作所の長期チャート

2012年から大きく盛り上がっています。
2018年には8,000円にタッチしたのち、急落。
なかなか激しい動きです。

直近1年間の短期チャート

うーん、方向感ないですね。
どちらかと言えば軟調です。
大きく落ち込むポイントが何度かあるので、買うならそのラインで指値(たとえば5,000円)を入れてじっと待ちたいですね。

小糸製作所の売上高は?

FY2018までは右肩上がり。
直近少し下がっています。

ただ、全体としてはわるくありません。

小糸製作所のEPS(1株当たりの利益)の推移です。

こちらもFY2019に落ち込むまでは右肩上がりです。
わるくありません。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

いいですね!キレイな右肩上がりです。
長期投資に理想的な形です。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

直近のROEは15.80%です。
日本株の中でもかなり優秀な数字です。
過去をみても20%を超えていることもあります。
これは投資をする上でかなりのプラスポイントです。

最後に流動比率は2.8倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

小糸製作所の今後をまとめると

いいですね。
PERも割安で、各数字もわるくありませんでした。

個人的にも少し気になる銘柄です。
いい会社なんだなというのが伝わってきます。

気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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