気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は江崎グリコ【2206】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
江崎グリコとはどんな会社?
江崎グリコは、大手の食品メーカーです。
1922年創業。
「ポッキー」「プリッツ」などで有名ですね。
最近では、オフィスにおいて無人販売を行う「オフィスグリコ」でも有名です。
もともとは、創業者である江崎利一がカキの煮汁からグリコーゲンを採取し、それをキャラメルの中に入れた栄養菓子「グリコ」から始まりました。
創業者の「子供の二大楽しみ、食べることと遊ぶことを同時に満たす」の考えにより、おまけを同梱したことにより、大ヒット商品となった。
グリコのおまけ、懐かしいですね!
僕も幼い頃に何度か買った思い出があります。
そんな江崎グリコ、現在の社員数は5,381人です。
現在の株価は?
現在の株価は4,680円前後です。
取引単位は100株なので、46万円前後で江崎グリコの株を所有することが可能です。
高いですね。
初心者にはなかなか手が出せないです。
江崎グリコのPER(株価収益率)は、現在34.11倍です。
30倍を超えているので結構割高ですね。
配当利回りは、0.6%です。
ほとんどありませんね。
江崎グリコの株主優待は100株で1,000相当の自社食品がもらえます。
江崎グリコの長期チャート
2013年から一気に上昇しています。
その後、反落。
ここ数年はかなり激しい動きです。
直近1年間の短期チャート
2019年5月から大きく下落しています。
あっさりと5,000円を割ってしまいました。
江崎グリコの売上高は?
うーん、FY2017までは大きく右肩上がりです。
その後は緩やかに下げています。
売上高は3,500億円ぜんgのです。
江崎グリコのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
よくないですね。
右肩下がりとなってしまっています。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらは右肩上がりです。
しっかりと株主の価値を増大させています。
いいですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは5.54%です。
合格ラインに届いていません。
低ROEですね。
残念です。
最後に流動比率は2.2倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
江崎グリコの今後をまとめると
うーん、キラリと光るものはありませんでした。
個人的に投資をしたいとも思えません。
次、見ていきましょう。