リコー【7752】の今後の株価を分析してみた
- 2020/4/15
- 日本株分析
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はリコー【7752】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
リコーとはどんな会社?
リコーは事務機で有名な会社です。
複写機は世界2位。
ほかにも商用印刷機、ITサービスに注力しています。
もともと1936年に理化学研究所の開発を製品化する会社として創業しました。
2011年にペンタックスのカメラ事業を買収しています。
キヤノン、ゼロックスと合わせて事務機のスリートップです。
個人的にリコーは「GR」というシリーズのデジカメが大好きで保有しています。
そんなリコー、社員数は90,639名(連)です。
現在の株価は?
現在の株価は689円前後です。
取引単位は100株なので、7万円前後でリコーの株を所有することが可能です。
10万円以下で購入できます。
日本株の中では安い方ですね。
リコーのPER(株価収益率)は、現在10.01倍です。
15倍以下なので割安です。
配当利回りは、3.79%です。
結構ありますね。
ギリギリ高配当銘柄です。
リコーの株主優待は100株で壁掛けカレンダーとかもらえるらしいです。
あと優待価格で製品が買えるそう。
気になる方はコチラ
リコーファンにはいいかもしれませんが、多くの人にはまったくいらないですね。
リコーの長期チャート
うーん、2007年をピークに大きく下げています。
その後は1,000円割れもチラホラ。
苦戦している様子がわかりますね。
直近1年間の短期チャート
やはりコロナショックですね。
ガクンと大きく下げています。
日本株の中にはすでに反発している銘柄もありますが、リコーはまだのようですね。
リコーの売上高は?
FY2017からガクンと下げてしまっています。
よくないですね。
リコーのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
こちらもよくないです。
マイナスの年度もあるし、ガチャガチャしています。
こういったEPSの推移は「長期投資したくないパターン」です。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
FY2018からガクンと下げています。
こちらもよくないです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは5.31%です。
合格ラインに達していません。
過去も軒並み低いROEですね。
この時点で投資対象から外れます。
最後に流動比率は1.64倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
リコーの今後をまとめると
全然よくないです。
各数字の伸びも、ROEの低さも投資したいと思えるものではありません。
気を取り直して次、行きましょう。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。