気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はサニックス【4651】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
サニックスとはどんな会社?
サニックスは、太陽光発電設備工事の大手です。
シロアリ防除で創業しました。
産業廃棄物処理や廃プラスチックの燃料化事業、太陽光発電(PV)設備の販売・施工にも進出しています。
要はいろいろやってる会社です。
ちなみに売上高の構成はこんな感じ。
どうでもいいですが、SE部門とかHS部門とかES部門とか当たり前のように使わないでほしいですね(わからないの、僕だけではないはず)。
「もっと投資家にわかりやすく説明してほしいな」というのがホンネです。
ちなみに、
SE(ソーラー・エンジニアリング)事業部門→太陽光発電とか
HS(ホーム・サニテーション)事業部門→シロアリとか
ES(エスタブリッシュメント・サニテーション)→ビルなどの管理とか
だそうです
これを見てもわかるようにいろんなことやってる会社というのがわかります。
福岡県福岡市博多区に本社があります。
そんなサニックス、従業員数は1,796人です。
現在の株価は?
現在の株価は303円前後です。
取引単位は100株なので、3万円前後でサニックスの株を所有することが可能です。
5万円以下で購入できます。
日本株の中では安い方ですね。
サニックスのPER(株価収益率)は、現在9.34倍です。
10倍以下なのでけっこう割安です。
配当利回りは、ありません。
サニックスの株主優待はありません。
サニックスの長期チャート
おお。
こちらはキナ臭い動きですね。
99年のピーク時は7,000円を超えていましたが、今は見る影もありません、、
長期投資には向かない銘柄ということがわかります。
直近1年間の短期チャート
方向感ないですね。
コロナ後の2月後半にガツンと上がってその後ジェットコースタのように急落し、直近では少しずつ戻しています。
サニックスの売上高は?
うーん、ビミョウです。
FY2017からは横ばいです。
サニックスのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
よくないですね。
方向感がないし、マイナスの年度も多いです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
FY2016にガクンと下げてそこからはパッとしません。
よくないです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
こちらもよくないですね。
長期投資の理想は、一貫して高いROE(10%以上)を上げる企業です。
ブレがすごくて投資対象にはなりません。
最後に流動比率は0.7倍。
こちらは1倍を割っているので少し心配です。
サニックスの今後をまとめると
まったくよくないです。
個人的にも投資したいとは思えませんでした。
日本株には思わず投資したくなる魅力的な銘柄が隠れています。
そんな銘柄を探して、次行きましょう。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。