おすすめ日本株!五洋建設【1893】の今後の株価を分析してみた

気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まず五洋建設について説明していきます。

1 五洋建設について

(1)海洋土木の最大手
(2)海外大型工事でもパイオニア
(3)時価総額2,305億円

五洋建設は、海洋土木の最大手です。
ゼネコンとしても準大手級です。

東京湾岸再開発、関西新空港、中部新空港など近年の臨海部大型プロジェクトを手掛けています。
海外大型工事分野でもパイオニアで、シンガポールや香港で大型港湾土木・建築工事の受注に実績があります。

事業多角化せず、本業に注力しています。
ちなみに、海洋土木のことをマリコンというそうです(マリンとゼネコンをかけて)。

売上高比率は、国内土木37%、国内建築34%、海外建設27%、その他1%です。

そして、時価総額は2305億円です。

時価総額ランクは、Cランクです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 808円
・PER(株価収益率)11.46倍
・配当利回り 3.10%
・流動比率 1.25倍

株価は808円です。
100株単位で売買できるので、80,800円から投資をすることが可能です。
いいですね。10万円以下で購入できる銘柄です。これなら初心者でも気軽に購入することができます。

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは11.46倍です。
いいですね。10倍前後なので割安の水準です。

そして、配当利回り。
こちらは3.10%です。
3%を超えているのでけっこう配当はあります。

最後に流動比率。流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。
流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。

流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア

なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。
1倍を超えていればOKです。

この会社の流動比率は1.25倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は1962年の8月です。

1989年のバブル崩壊とともに株価は崩れ、停滞していました。
しかし、2010年から徐々に右肩上がりで上昇しています。
比較的がんばっていると思います。

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

こちらはしっかり右肩上がりです。
いいですね。
ただ、2021年に入ってからしっかりと下げているのが気になります。
サポートとして機能した75MAも割ってしまっています。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、五洋建設の決算月は3月となっています。

売上高、ジワジワとですが伸びています。
いいですね。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらはしっかりと右肩上がりです。
いいですね!
成長していることがわかります。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらはキレイな右肩上がりです。
良いですね。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、12.92%です。
つまり、年間12.92%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。

一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

いいですね!2017年度から合格ラインをしっかり超えています。
ROEはかなり高いラインです。

ちなみに自己資本比率は35.6%です。
こちらは低いですね。ROEの高さを手放しでは喜べません。

8. まとめ

・数字が良好の優良銘柄!
・配当高めもうれしい

では、五洋建設を総合的にまとめましょう!

各数字の伸びが良かったです。
今後も成長を感じさせるに十分の実績です。

配当がしっかりあるのもうれしいですね。

総じて良い銘柄です。
個人的にも少し気になる銘柄です。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

 

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を2,140万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2021年2月現在も割安な状態は続き、今もどんどん買い増しをしています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の90%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が2,140万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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