気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は弁護士ドットコム【6027】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
弁護士ドットコムとはどんな会社?
弁護士ドットコムは、日本の法律ポータルサイトを運営している会社です。
(これが弁護士ドットコムです)
さらに弁護士の営業活動を支援する無料法律相談や法律事務所の検索サービスを提供しています。
元栄太一郎氏(この方も弁護士)が2005年に法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」を開設。
弁護士は有料登録すると、サイト上に詳細な自己紹介、解決事例、料金表等を表示可能になります。
一般会員はモバイル端末、パソコンなどで閲覧するとき月会費を支払うビジネスモデルです。
税理士向けサイトも強化中です。
さらにWeb完結型契約サービス「クラウドサイン」を投入しました。
ハンコなしで契約書。
素晴らしいサービスですね!
行政手続きなんかもこういったサービスガンガン入れていけばいいのにと心から思います。
国内の電子契約市場でシェア80%超に成長しています。
そんな弁護士ドットコム、社員数は221名です。
現在の株価は?
現在の株価は11,450円前後です。
取引単位は100株なので、114万円前後で弁護士ドットコムの株を所有することが可能です。
うーん、ちょっと高いですね。
初心者が気軽には手を出しづらいです。
弁護士ドットコムのPER(株価収益率)は、現在978.63倍前後です。
凄まじいですね、、、
超高PERです。めちゃくちゃ割高です。
それだけ期待されているということですね。
配当利回りは、ありません。
弁護士ドットコムの株主優待はありません。
弁護士ドットコムの長期チャート
2014年12月にマザーズに上場したので、まだデータが少ないですが、
それにしてもすごい上昇チャートですね。
2016年から一気に16倍近くに株価が上昇しています。
直近1年間の短期チャート
2019年11月をピークに下げていき、コロナショックで底を打ちました。
しかしその後は息を吹き返し大幅反発。
前回高値を更新するすごい勢いです。
力強いですね。投資家にかなり注目&期待されていることがわかります。
弁護士ドットコムの売上高は?
すごいですね!キレイな右肩上がりです。
とはいえ、売上高はまだ40億円規模です。
これから成長余地はまだまだあります。
弁護士ドットコムのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
直近こそ少し凹んでいるものの、長期で見るとしっかり伸びています。
いいですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらしっかり右肩上がりです。
いいですね!
長期投資の理想とする形ですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは12.23%です。
合格ラインをしっかり超えています。
過去を見ても高ROEです。
優秀ですね。良い経営をしていることがグラフを見ればひと目でわかります。
最後に流動比率は5.0倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
弁護士ドットコムの今後をまとめると
数字が良く、事業内容も将来性が見込めるいい会社です。
これだけ株価が上昇しているのもよくわかります。
個人的にも気になる銘柄です。
ただ、そうとしてもPERが高すぎます。
ちょっと手を出しづらいですね。
売上30億円規模なのに、時価総額が2,000億円超えています。
時価総額でいうとCランクです。
見合った成長を続ければいいのですが、ポシャったときに泡のように弾けるリスクもあります。
この銘柄、気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。