気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は鳥貴族【4319】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
鳥貴族とはどんな会社?
鳥貴族とは、その名の通り、焼き鳥の『鳥貴族』で有名な会社です。
全メニュー一律298円で提供しています。
大阪市浪速区の本社1階に焼き鳥のタレを製造する自社工場があるそうです。
「頼んでもいない商品を客に出すのは余計な負担をかける」という理由から、お通し(突き出し)は一切出さないそうです。
素晴らしい心意気ですね。
そういう考えは個人的に共感できます。
(別に食べたくもない料理きて500円とか取られるの納得できないですもんね。場所代だと思って払っていますが)
あぁ、焼き鳥食べたくなってきた。。。
社長は、大倉忠司氏。
あの関ジャニ∞の大倉忠義の父親としても有名です。
そんな鳥貴族、社員数は861名です。
現在の株価は?
現在の株価は1,524円前後です。
取引単位は100株なので、152,400円前後で鳥貴族の株を所有することが可能です。
20万円以下で購入できます。
まあ日本株の中では普通ですね。
もうちょっと安く買えればいいのにというのがホンネです。
鳥貴族のPER(株価収益率)は、現在13.11倍前後です。
15倍前後なので適正のレベルですね。
配当利回りは、0.52%です。
ほとんどありませんね。
鳥貴族の株主優待は100株で、年間2,000円相当の優待食事券がもらえます。
まあまあですね。
よく行く人にはうれしいかもしれませんね。
鳥貴族の長期チャート
2014年7月に上場したばかりなので、まだデータはそこまで多くないです。
まあ、微妙ですね。
2017年末をピークそこから大きく下げてしまっています。
直近1年間の短期チャート
こちらはコロナショックまえまで大きく上昇をしていたのですが、その後大きく下落。
少しだけ反発しています。
鳥貴族の売上高は?
いいですね。
しっかりと右肩上がりです。
鳥貴族のEPS(1株当たりの利益)の推移です。
こちらは微妙ですね。
特にFY2017からは右肩下がりとなってしまっています。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
うーん、キレイな右肩上がりではありませんが比較的堅調です。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEはマイナスです。
過去はしっかりと合格ラインを超えていた時もあったので頑張ってほしいですね。
最後に流動比率は0.82倍。
こちらは1倍を割っているので少しだけ心配です。
(とくに今回のようなコロナショックの場合)
鳥貴族の今後をまとめると
数字があまりいいとは思えませんでした。
個人的にも長期投資の対象からは外れます。
コロナショックで「これは」と思うようなお宝銘柄が割安で放置されていたりします。
次、見ていきましょう。