マンション価格上昇でチャンス?住友不動産の株価を予想してみた。

気になる日本株を分析するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は住友不動産【8830】です。

株価を分析し、今後を予想していきます。

住友不動産とはどんな会社

住友不動産は、校内外でビルやマンション、戸建住宅の開発および建設、販売、賃貸を行っています。
また、建築土木工事の請負ならびに不動産の管理、土地や建物の購入者に対して金銭の貸付けも行っています。
さらに、フィットネスクラブや飲食店も経営しています。

下記はWikipediaより引用。

三井不動産や三菱地所に並ぶ大手総合デベロッパーである。分譲・賃貸などリテール事業に強い。2014年のマンション供給戸数ランキングでは全国1位(6,308戸)、首都圏1位(5,190戸)、近畿圏8位(677戸)。また都内を中心に200を超えるビルを保有・運営している。
住友直系企業グループ(白水会)の中でも旧・住友本社を継承しているという点で、他の住友系企業とは違った特別な存在意義を持っている。「住友家」の不動産資産を継承しており、そのため以前は住友家当主・第16代住友吉左衛門友成が住友不動産の筆頭株主であった。また住友家評議員会の事務局が、住友不動産内に置かれていることからも、旧・住友本社的な性格を持っていることが窺える。

以下は四季報より引用

総合不動産大手の一角。オフィスビル賃貸が主力事業で、マンション分譲でも業界上位。
定価制で先行した住宅リフォーム「新築そっくりさん」でも有名

旧財閥系だが、三菱地所や三井不動産と違って財閥解体時にまとまった資産を受け継ぐことなく独立。
ビルの売買事業はほぼ行わず、賃貸収入による経営の安定化を目指し、東京都区部で保有物件を徐々に積み上げてきた。
青田売りが一般的なマンション販売でも、利益率重視で売り急がない独自方針を貫く。

新築そっくりさんって、気になったのですが、建て替え費用の約50〜70%で新築同然の住宅にリフォームするサービスだそうです。

すごいですね!
謳い文句どおり、まるで新築です(まあ個人的に家をほしいとは思っていませんが)。

現在の株価は?

住友不動産の現在の株価は4,066円前後です。
PERは16.69倍前後です。
15倍前後なので適正のレベルにあるといえます。

配当利回りは0.65%。
配当はほとんどないですね。

過去の長期のチャートを見ていきましょう。

 

見ると、大きな谷はあるものの徐々に上昇しています。
最初の2008年にかけての大きな谷の原因はリーマン・ショックによるものですね。

直近1年間のチャートは以下です

 

2019年3月をピークに大きく下げています。
ただ、他の多くの日本株と異なり、8月に急落せずしっかり反発しています。

住友不動産の売上高は?

 

しっかり右肩上がりです。
いい感じですね。

次にEPS(1株当たりの利益)の推移です

 

こちら、キレイな右肩上がりです。
長期投資において理想的なEPSの推移はキレイな右肩上がりです。
かなりプラスポイントです。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

こちらもしっかり右肩上がり。
成長を伺えるいい伸びですね。

ROEは(株主資本利益率)の推移

 

そして、ROEは(株主資本利益率)は、直近10.83%です。
過去を見ても合格ラインである10%をキッチリ超えてきています。
いいですね!

最後に、流動比率は1.61倍です。
こちらも1倍を超えているので問題ありません。

住友不動産の今後をまとめると

優良銘柄です。
数字がいずれも良かったです。

個人的にも気になる銘柄です。
しいてあげれば、配当が少ないのが難点です。

あとは、よく言われていることですが、東京オリンピック後の不動産業界がどうなるかという問題もあります。

ただ、やっぱりいい会社です。
気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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