
気になる日本株を分析するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はヤオコー【8279】。
株価を分析し、今後を予想していきます。
ヤオコーとはどんな会社?
ヤオコーは埼玉県を中心に食品スーパーマーケットおよびドラッグストアを経営しています。
ヤオコーは生鮮食品、日用雑貨、医薬品などを取り扱っています。
以下はWikipediaより引用
埼玉県(82店舗)を中心に群馬県(13店舗)、栃木県(5店舗)、茨城県(7店舗)、千葉県(24店舗)、東京都(7店舗)、神奈川県(6店舗)と、関東地方に合計144店舗を持つ(平成27年9月現在)。商品等の鮮度維持等を重視し、国道16号線付近での店舗展開を行なっている。
店舗の形態としては、通常の店舗の他、新形態の店舗として、狭山店をモデル店として確立した「ヤオコーマーケットプレイス」があり、新しい店舗はこの形態である。また、旗艦店の南古谷店では狭山店モデルの更なる充実を目指し、川越的場店は次世代旗艦店モデル、所沢美原店は都内本格進出へ向けた小型店モデルであるとともにヤオコー品質を保ちながらの「価格コンシャス」を実践したモデル店としてオープンするなど売り場作りに非常に熱心なチェーンで、流通業界でも注目されている企業である。2010年8月にはテレビ東京『日経スペシャル カンブリア宮殿』の「地方スーパーの逆襲」で紹介された。また、2011年1月にはビジネス書『しまむらとヤオコー』(小川孔輔著、小学館刊)が発売されている。
2月には全店休業して社員運動会をするのですが、その運動会が豪華と話題に。
さいたまスーパーアリーナを貸しきって行われたその運動会は、司会に元日本テレビアナウンサーの福澤朗さん、ゲストにKARAと田原俊彦さんをよぶ豪勢ぶりだったそう。
現在の株価とPERは?
現在の株価は5,890円(2018年4月)です。
取引単位は100株なので、60万円前後でヤオコーの株を所有することが可能です。
うーん、高いですね。一つの銘柄に60万円は高すぎます。
PERは20.41倍です。
20倍前後なので適正ラインです。
配当利回りは0.85%。
配当はほとんど期待できないレベルですね。
上場来の過去の長期のチャートを見ていきましょう
見ると、キレイな右肩上がりです。
最安値は2000年の566円だったので、その当時に保有していればに株価は10倍以上に急上昇しています。
すごいですね。
直近1年間の株価の動きは以下です。
堅調な動きをしています。
ちなみに、2018年に上場来最高値を更新しています。
ヤオコーの売上高は?
キレイな右肩上がりです。バッチリです。
次にEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらもキレイな右肩上がり。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらもキレイな右肩上がりです。
しっかり成長している証です。
いうことありません。
ROE(株主資本利益率)の推移
そして、ROE(株主資本利益率)は直近13.78%。
過去にも合格ラインの10%をしっかり超えており、優秀です。
最後に、流動比率が0.55倍です。
流動比率が1倍切っているのが少し気になります。
ヤオコーの今後をまとめると
一言でいえば、隠れた超優良銘柄です。
売上・EPS・BPSの伸びが素晴らしいです。
今後も成長を続けそうで、長期投資には適した銘柄だと考えます。
ただ、配当利回りが小さいことと、流動比率が1倍を切っている点が気になります。
個人的にもかなり気になる銘柄です。
ノリにのっているヤオコー、気になる方は詳細調べてみてはいかがでしょうか。