気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は関電工【1942】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
関電工とはどんな会社?
関電工は、関東地方を中心に、電気設備工事、リニューアル工事、空調・給排水設備工事、電力工事、エネルギー工事、通信工事を引き受ける総合設備企業です。
東京電力系で電気設備工事最大手級です。
現在は、一般向け拡大し東電向け比率は3割程度。
太陽光発電事業も行っています。
もともとは、「関東電気工事」という社名でした。
が、1984年に関電工を正式社名とした。
「関電」は関西電力と紛らわしいため「関工」という略称が使われる傾向があります。。
ちなみに、現在の時価総額は約2,000億円です。
時価総額ランクではCランクに入ります。
現在の株価は?
現在の株価は977円前後です。
取引単位は100株なので、97,000円前後で関電工の株を所有することが可能です。
ギリギリ10万円以下で買えます。
投資初心者でも比較的買いやすいですね。
関電工のPER(株価収益率)は、現在8.88倍です。
10倍を割っています。
割安ですね。
配当利回りは、2.87%です。
けっこう配当がある方です。
100万円投資したら1年間で税金考慮せず28,700円が入ってきます。
関電工の株主優待はありません。
関電工の長期チャート
2000年にかけて下げ続け、
2012年までは停滞。
その後は、比較的しっかりと上昇トレンドを描けています。
緑の線が移動平均線なのですが、2015年あたりから右肩上がりであがっていることがわかります。
ただ、直近はコロナの影響もあり、上昇トレンドとして支えていてた緑の線を割ってしまっています
直近1年間の短期チャート
コロナショックで大きく下がったのですが、その後しっかりと反発しています。
最安値750円から30%近く上昇しています。
他の多くの日本株と比較しても反発力は強い方です。
関電工の売上高は?
いいですね。
伸びています。
右肩上がりの売上高です。
直近売上高は6,000億円を超えました。
関電工のEPS(1株当たりの利益)の推移です。
こちらもしっかり伸びています。
いいですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらもキレイな右肩上がりです。
素晴らしいです!!
年間の平均成長率(CAGR)は約5%です。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは9.1%です。
まあ合格ラインには達していませんが、日本株の中では検討している方です。
ただ、今後もう少しがんばってほしいですね。
最後に流動比率は1.61倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
関電工の今後をまとめると
数字の伸びもよく、良い銘柄ですね。
配当が高めなのも嬉しいポイントです。
あと、課題はROEの低さですね。
ただ、総合して優良銘柄だと思います。
個人的にも気になる銘柄です。
気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。