気になる日本株を分析するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はキャノン【7751】。
株価を分析し、今後を予想していきます。
キャノンとはどんな会社?
キヤノン(7751)は、日本を代表する精密機器メーカーです。
複写機・プリンタ、デジタルカメラ、半導体・液晶製造用装置を手掛けています。
キャノンとよく呼ばれていますが正確にはキ「ヤ」ノンです。
そして、1949年の上場以来、年間での赤字は一度も無いです。
素晴らしいですね。
キャノンは高配当利回り銘柄で有名
そんなキャノンの現在の株価は2,319円です。
100株単位なので23万円前後で購入することができます。
少し高いですが、日本株の中ではまあ普通ですね。
PERは19.32倍です。
19倍前後なので、適正ライン〜やや高いレベルです。
配当利回りは6.89%です。
これはかなりの高配当です。
日本株の中でもトップクラスです。
ものすごくいいですね。
(もちろん配当が減ってしまう、いわゆる「減配」の可能性もありますが)
過去の長期のチャートを見ていきましょう
過去の長期の株価をみると、ピークは2007年で7,230円でした。
その後は大きく下落、ピーク時の半値以下にまで下がりその後はレンジの動きが続いています。
直近1年のチャートは以下です。
やはり、コロナショックですね。
3月にガツンと大きく下げています。
まだまだ油断は禁物です。
キャノンの売上高は?
売上高はFY2017をピークに下落しています。
とはいえ、3兆5,000億円超えはさすがですね。
次にEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちら、あまり方向感がありません。
よくありませんね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはゆるーく右肩下がりです。
右肩上がりを長期投資の理想とするので全然よくありません。
キヤノンの過去のROE推移は?
ROE(株主資本利益率)は直近4.62%です。
低いですね。
過去をみても合格ラインに到達していません。
今後に期待ですね。
最後に、流動比率は1.92倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
キャノンの今後をまとめると
売上高、EPS、BPSなどの数字はいまいちです。
しかし、なんといっても高配当は魅力です。
ものすごく気になるというわけではありませんが、高配当銘柄として一応チェックしておきたい銘柄です。
気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。