
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はメルカリ【4385】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
メルカリとはどんな会社?
メルカリは、「メルカリ」を運営しています。
2013年に開始しました。
国内最大のフリーマーケットアプリです。
売上高の大半が販売手数料収入(商品代金の10%)です。
使ったことある人も多いかと思います(ぼくもヘビーユーザーです)
業界では後発だが、取り扱う商品を限定せず展開。
簡単に出品、購入できる仕組みを整え一気に支持を広げました。
そんなメルカリ、現在の社員数は1,860名です。
現在の株価は?
現在の株価は4,975円前後です。
取引単位は100株なので、49万円前後でメルカリの株を所有することが可能です。
日本株の中では普通ですね。
もう少し安く買えるといいんですけどね。
メルカリの予想PER(株価収益率)は、現在算出できません。
配当利回りもありません。
さらに、メルカリは株主優待はありません。
メルカリの長期チャート
上場は2018年6月です。
上場時に高値をつけましたが、その後は下落一直線。
2020年に底を打ってからは急反発。
5ヶ月連続で陽線をつけており、かなり勢いづいています。
直近1年間の短期チャート
コロナショックで下落したのですが、その後反発。
さらに巣ごもり需要もあり、しっかり買われている印象です。
コロナショック前の高値もあっさり超えて、一気に階段を駆け上がるように上昇しています。
かなり勢いがありますね。
メルカリの売上高は?
すごいですね。
売上高は毎年大きく伸びています。
売上はこのペースでいけば1,000億円も夢ではありません。
メルカリのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
こちらは全く良くないです。
マイナスがどんどん膨らんできてしまっています。
まだ事業がプラスにできていないフェーズなんですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらも理想とする右肩上がりではありません。
良くはないです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEはマイナスです。
論外です。
最後に流動比率は1.53倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
メルカリの今後をまとめると
売上高は毎年しっかり伸びています。
その点は評価できます。
ただ、EPSやBPS、ROEを見ると、まだ過去の数字を見て優良企業かどうかを見る段階の企業ではありません。
今後伸びる可能性は十分ある銘柄ですが、過去の数字を見て長期投資をするこのスタイルにははまりません。
なので、個人的にもこの銘柄は見送ります。
もし気になった方はIRや四季報などでぜひ詳細をチェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。
(追記:すでにお買い上げ頂いた方ありがとうございました。)