株価100倍超え!システナ(2317)の銘柄分析してみた

こんにちは。今井バフェットです。
では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずシステナについて説明していきます。

1.システナについて

(1) ソフト開発支援会社
(2) テレワーク導入支援業務も
(3) 時価総額は2,407億円

システナは、ソフト開発支援を主に行っている会社です。
端末向けから車載向け等にシフトを加速しています。

最近では、北九州エリアで実施された公道での走行実証実験で用いられた自動運転バス運行プラットフォーム「Dispatcher(ディスパッチャー)」のソフトウェア開発支援を行っており、投資家の注目を集めています。

さらに、IT部門が引き合いの多いテレワーク導入支援を行っています。
エンジニアを中心に積極性用紙、開発体制を強化しています。

ちなみに比較会社は、アルファシステム(4719)、JBCCホールディングス(9889)、富士ソフト(9749)です。
特に個人的には、JBCCホールディングス(9889)をウォッチしています。
気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

そして、時価総額は2,407億円です。

時価総額ランクだと、Cランクです。
まだまだ大きく伸びる余地のあるランクです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 2,136円
・PER(株価収益率)48.10倍
・配当利回り 0.93%
・流動比率 2.39倍

株価は2,136円です。
100株単位で売買できるので、213,600円から投資をすることが可能です。
結構投資資金が必要ですね。

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは48.10倍です。
50倍近いです。
けっこう割高といえます。それだけ人気が集中しているということです。

そして、配当利回り。
こちらは0.93%です。
配当性向40%をメドとしています。
現在PERが高いということもあり、配当利回りはそこまでないですね。

最後に流動比率。
この会社の流動比率は2.39倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は2002年の8月です。

いいですね!
長期で上昇トレンドです。
すばらしいです。

2002年11月には安値15円だったのですが、直近2,211円まで上昇しています。
なんと、147倍です!
すごい上昇率ですね!

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

こちらもキレイな上昇トレンドを描いています。

コロナショック後の3月13日に安値1,037円をつけたのですが、その後はしっかり上昇しています。
何度か押し目をつけつつ、直近では12月2日に高値2,211円をつけています。

特に2020年8月13日以降、25MAと75MAがクロスしてからは一度も交わらず上昇トレンドの強さが現れています。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、システナの決算月は3月となっています。

売上高、いいですね。
しっかりと右肩上がりで伸びています。
とはいえ売上高はまだ600億円レベルです。
市場規模を考えても、まだまだ伸びる余地はあります。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。

一方、EPEが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらはキレイな右肩上がりです。
いいですね。
2016年度から2017年度がもたついていますが、営業利益で見るとしっかり伸びているので問題はありません。

素晴らしいです。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。
純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

いいですね。
キレイな右肩上がりです。
素晴らしいです。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、13%です。

つまり、年間13%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。

そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

いいですね!
2016年度以降、合格ラインをしっかり超えています。
ROEはかなり高いレベルを維持しています。

ただ、自己資本比率も69.3%としっかりあります。

8. まとめ

・優秀な銘柄
・まだまだ伸びる余地はあり

では、システナをまとめましょう!

各数字の伸びが良かったです。
今後も成長を感じさせるに十分の実績です。

PERが高く、少し割高なのは気になります。
ただ、個人的にも気になる銘柄です。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

 

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,400万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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