時価総額トヨタ超え!テスラ(TSLA)の株価分析をしてみた

こんにちは。今井バフェットです。
では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずにテスラについて説明していきます。

1.テスラについて

(1) 電気自動車のベンチャー企業
(2) 新エネルギー関連も
(3) 時価総額は6,587億ドル

テスラは、イーロンマスクが企業した電気自動車のベンチャー企業です。
高級セダンのモデルS、クロスオーバー車のモデルXで先行し、現在は量産体制を確立したモデル3が主軸。

コンパクトSUVのモデルYも量産を開始、2021年稼働に向けて上海工場増設とドイツ工場の建設が進んでいます。

地域別売上高は米国が51.5%、中国12.1%、オランダ6.5%、ノルウェー4.9%、その他25%です。

そして、バッテリーやソーラーパネルなど新エネルギー関連も収益の柱として育成しています。

ちなみに社名は、電気技師であり物理学者であるニコラ・テスラにちなんでいるそうです。

最後に、時価総額は6,587億ドルです(約67兆円)。

時価総額ランクだと、SSランクです。
凄まじいですね。
日本トップのトヨタ自動車が25兆円です。
日本企業を圧倒しています。

残念ながら時価総額では勝負にもなりません。
アメリカ株、おそるべしですね。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 695ドル
・PER(株価収益率)172.41倍
・配当利回り ー%
・流動比率 1.63倍

株価は、695ドルです。
1株単位で売買できるので、70,000円くらいで投資をすることが可能です。
少額で資金が可能ですね。

次に、PER。株価収益率ですね。
予想の数字です。
こちらは172.41倍です。
100倍超えています。
かなり高いですね。
それだけ将来の成長への期待が高まっているということです。

そして、配当利回り。
こちらはありません。

最後に流動比率。
この会社の流動比率は1.63倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は2010年の6月です。

いいですね!
キレイな上昇トレンドを長期で描けています。
とくに直近の伸び具合がすごいです。

2019年6月には安値35.4ドルだったのですが、直近695ドルまで上昇しています。
なんと、19倍です!
まだまだ成長しそうな勢いを感じます。

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

こちらもキレイな上昇トレンドを描いています。

コロナショック後の3月18日に安値70.1ドルをつけたのですが、その後はしっかり上昇しています。
何度か押し目をつけつつ、直近では12月18日に高値695ドルをつけています。

1年足らずで株価は約10倍です。
すごいですね。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、テスラの決算月は12月となっています。

売上高、いいですね。
しっかりと右肩上がりで伸びています。
とはいえ売上高はまだ2兆円レベルです。
トヨタの売上高が約30兆円と考えると、まだまだ伸びる余地はあります。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。

一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらはすべてマイナスですね。
利益を出せるフェーズではないということです。
成長途中のベンチャー企業によくあるパターンです。
投資をするかどうかは判断が難しいです。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。
純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらは、しっかりと右肩上がりで伸びています。
いいですね。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、7.2%です。

つまり、年間7.2%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。

そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

分子となるEPSがマイナスなので、ROEも当然すべてマイナスです。
こういった指標で企業の実力を測るフェーズにはない銘柄なのかもしれません。

8. まとめ

・人気先行のベンチャー企業
・とはいえ人気高すぎ

では、テスラをまとめましょう!

売上高とBPSよかったですが、その他はマイナスでした。
一般的な尺度に当てはめるとまったく良くありません。

ただ、事業内容が素晴らしく、今後大きく成長すれば一気に報いる可能性のある企業です。

とはいえ、やはりPERがものすごく高く人気が集中しています。
ここまで大きく上昇すると下落も激しいです。

投資をする方はくれぐれも注意して行ってください。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

 

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,400万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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