再生エネルギー関連株!グリムス(3150)の株価分析してみた

こんにちは。今井バフェットです。
気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずにグリムスについて説明していきます。

1.グリムスについて

(1) エネルギーソリューションカンパニー
(2) 太陽光発電も
(3) 時価総額は439億円

グリムスは、エネルギーソリューションカンパニーです。
中小製造業などへ電力料金削減を提案、電子式開閉器を販売。

太陽光発電設備から電力小売りも行っています。
とくに太陽光発電は顧客の余剰電力買い取りで、事業化に向けて本格始動をしようとしています。

売上高比率は、エネルギーコストソリューション29%、スマートハウスプロジェクト25%、小売電気46%です。

そして比較会社は、代理店通じた電力小売りが主力のイーレックス(9517)、
省エネ支援と木質バイオマス発電が2本柱のエフオン(9514)です。
気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

そして、時価総額は439億円です。

時価総額ランクだと、Eランクです。

一般的に時価総額が低ければ低いほど、株価が大きく上下する可能性もあり、リスクは高くなりますがリターンも高くなる傾向があります。
時価総額5,000億円の株が10倍になるのは難しいですが、500億円レベルの株価が10倍になるのはそんなに珍しいことではありません。
なのでテンバガーを狙うならDランク以下がおすすめです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 1,871円
・PER(株価収益率)25.84倍
・配当利回り 0.77%
・流動比率 2.41倍

株価は1,871円です。
100株単位で売買できるので、187,100円から投資をすることが可能です。
日本株の中では普通ですね。

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは25.84倍です。
20倍を超えているので少し割高かな感じる人もいるかと思いますがこのくらいなら適正なラインです。

そして、配当利回り。
こちら0.77%です。
あまりありませんね。

最後に流動比率。
この会社の流動比率は2.41倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は2009年の3月です。

すごいチャートですね。
長期でかなりしっかりとした上昇トレンドを描いています。
長期投資が報われていますね。

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

こちらはしっかりと堅調に伸びています。
ただ、直近は下げています。
直近は75MA(長期の移動平均線)を割ってしまっているので注意が必要です。

直近は、再生エネルギー関連株が総じて下落(軟化)しています。

原因として挙げられるのは、米国ではジョージア州の上院決選投票開票が始まっているおり、仮に民主党が2議席を確保できずに議会の「ねじれ」が生じる状況となれば、バイデン大統領のエネルギー政策が期待ほど進まないとの見方により換金売りが進んでいる状況です。

こういった下落は、前から欲しかった人には良い買いのポイントとなります。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、グリムスの決算月は3月となっています。

売上高、いいですね。
しっかりと右肩上がりで伸びています。
とはいえ売上高はまだ150億円レベルです。
市場規模を考えても、まだまだ伸びる余地はあります。

加えて、再生エネルギー関連という注目の銘柄でもあります。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。

一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらはキレイな右肩上がりです。
素晴らしいです。
長期投資の理想とする伸び方です。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。
純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらもキレイな右肩上がりです。
良いですね。
長期投資の理想とする伸び方です。
素晴らしいです!

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、19.8%です。

つまり、年間19.8%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。

そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

いいですね!
合格ラインをしっかり超えています。
ROEはかなり高いラインです。

ちなみに自己資本比率は64.3%です。
こちらもしっかりあります。

8. まとめ

・注目関連株で成績超優秀
・個人的にも気になる

では、グリムスをまとめましょう!

再生エネルギーという注目の銘柄で、株価もかなり盛り上がっています。
現在、大きく下落している局面ですが、狙っている人にとってはある意味チャンスかもしれません。

売上やEPS、BPSの伸びもよく、テンバガーになる可能性を十分秘めた銘柄です。
個人的にも気になります。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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