割安なテンバガー候補!田岡化学工業(4113)の株価を分析

こんにちは。今井バフェットです。
気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
-長期チャート
-短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずに田岡化学工業について説明していきます。

1.田岡化学工業について

(1) 住友化学系の化学品企業
(2) インドに生産子会社
(3) 時価総額は425億円

田岡化学工業は、住友化学系の化学品企業です。
染料・接着剤などの機能剤、医・農薬中間体などの精密中間体、ラップ向け可塑剤、添加剤などの化成品を製造しています。

そして、インドに生産子会社があります。
そこでは瞬間接着剤汎用グレード原体を生産しています。

海外比率は8%です。

そして比較会社は、保土谷化学工業(4112)、本州化学工業(4115)、広栄化学(4367)です。
気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

そして、時価総額は425億円です。

時価総額ランクだと、Eランクです。

一般的に時価総額が低ければ低いほど、株価が大きく上下する可能性もあり、リスクは高くなりますがリターンも高くなる傾向があります。
時価総額5,000億円の株が10倍になるのは難しいですが、500億円レベルの株価が10倍になるのはそんなに珍しいことではありません。
なのでテンバガーを狙うならDランク以下がおすすめです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 14,730円
・PER(株価収益率)17.72倍
・配当利回り 0.95%
・流動比率 1.68倍

株価は14,730円です。
100株単位で売買できるので、1,473,000円から投資をすることが可能です。
かなり投資資金が必要ですね。いわゆる値がさ株ってやつです。

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは17.72倍です。
20倍割っています。まあ一般的には割安と呼べます。

そして、配当利回り。
こちらは0.95%です。普通ですね。

最後に流動比率。

この会社の流動比率は1.68倍です。
1倍を超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は1949年の12月です。

多くの日本株と同じく1989年のバブルをピークに大きく下落し停滞していましたが、
2013年頃からじわじわと上げ、ここ数年では大きく上昇しています。

ここ数年の伸びがすさまじいですね。

2016年7月には安値1,240円だったのですが、直近14,730円まで上昇しています。
なんと、11.8倍です!
テンバガーですね。
まだまだ成長しそうな勢いを感じます。

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

こちらも堅調ですね。
しっかりと伸びています。

75MAがトレンドを支えています。
押し目のポイントとして機能していますね。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、田岡化学工業の決算月は3月となっています。

売上高、堅調ですね。
伸びています。
しっかりと右肩上がりで伸びています。
とはいえ売上高はまだ250億円レベルです。
市場規模を考えても、まだまだ伸びる余地はあります。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。

一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらもしっかり伸びています。
いいですね。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。
純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらはキレイな右肩上がりです。
良いですね。
長期投資の理想とする伸び方です。
素晴らしいです。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、15%です。

つまり、年間15%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。

そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

いいですね!
2016年度から合格ラインをしっかり超えています。
ROEはかなり高いラインです。

ちなみに自己資本比率は53.6%です。

8. まとめ

・割安の優良株
・テンバガーも夢ではない

では、田岡化学工業を総合的にまとめましょう!

各数字の伸びが良かったです。
今後も成長を感じさせるに十分の実績です。

さらに、PERが高くなく割安に放置されています。
人気に火が着けば一気に上昇しテンバガーもありえる銘柄です(おそらくその前に株式分割する?)。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,400万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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