話題で超人気!GMOペイメントゲートウェイ(3769)の株価を分析

こんにちは。今井バフェットです。
気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずにGMOペイメントゲートウェイについて説明していきます。

1.GMOペイメントゲートウェイについて

(1) 決済処理代行大手
(2) 海外の決済サービス事業も
(3) 時価総額は10,619億円

GMOペイメントゲートウェイは、決済処理代行大手の会社です。
2005年にGMOインターネットの子会社になりました。

クレジットカードや電子マネー向け決済サービスなどを提供。
NHKや月額課金型の事業者、年金・税金など決済のコンビニ経由による取り扱いも行っています。

ASEAN向け中心に海外の決済サービス事業開拓にも注力しています。

 

そして比較会社は、コンビニ等での決済代行大手であるウェルネット(2418)です。
気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

 

最後に、時価総額は10,619億円です。

時価総額ランクだと、AAランクです。
1兆円を超えています。時価総額では日本の中で上位の会社です。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 14,280円
・PER(株価収益率)132.71倍
・配当利回り 0.37%
・流動比率 1.24倍

 

株価は14,280円です。
100株単位で売買できるので、1,428,000円から投資をすることが可能です。
かなり投資資金が必要ですね。
いわゆる値がさ株です。

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは132.71倍です。100倍超えています!
かなり割高ですね。それだけ人気が集中しているということです。

そして、配当利回り。
こちらは0.37%です。
こちらはほとんどありません。

最後に流動比率。
流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。

流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。
流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。

流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア

なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。1倍を超えていればOKです。

この会社の流動比率は1.24倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は2005年の4月です。

いいですね!
キレイな上昇トレンドを長期で描けています。
すばらしいです。

2010年3月には140円程度だったのですが、直近14,000円を超えています。
なんと株価100倍です。
すごいですね!

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

こちらも堅調です。
いいですね。
2020年の9月に株価が75MAを割る場面がありましたが、その後はしっかりと上昇トレンドを支えています。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、GMOペイメントゲートウェイの決算月は9月となっています。

売上高、いいですね。
しっかりと右肩上がりで伸びています。
とはいえ売上高はまだ300億円レベルです。
(むしろこのレベルで時価総額1兆円超えるのはすごいですね)
市場規模を考えても、まだまだ伸びる余地はあります。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。

一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

いいですね!
グンと伸びています。
さすがです。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。
純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらは堅調に伸びています。
良いですね。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、14.6%です。

つまり、年間14.6%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。

そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

いいですね!
合格ラインをしっかり超えています。
ROEはかなり高いラインです。

ただ、自己資本比率は16.5%しかありません。
ROAだと4%程度です。

8. まとめ

・人気抜群の最注目銘柄
・いくらなんでも過大評価では?

では、GMOペイメントゲートウェイを総合的にまとめましょう!

株価が爆上げで、人気注目度抜群の銘柄です。
各数字も良かったです。
実力も兼ね備えています。

ただ、それでも300億円レベルの会社に時価総額1兆円は「やりすぎでは?」
と個人的に思ってしまいました。

ここまで上昇するともちろん大きく下落するリスクもあります。
個人的には今のレベルでは投資できないかなというのがホンネです。

将来が期待されており、良い銘柄ではあります。
気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

 

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,400万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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