人気の半導体関連銘柄!テクノクオーツ(5217)の今後の株価は?

気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずにテクノクオーツについて説明していきます。

1.テクノクオーツについて

(1) 半導体関連株
(2) 海外比率41%
(3) 時価総額は207億円

テクノクオーツは、半導体関連株です。
石英・シリコン製品など半導体製造装置用の消耗品の製造を行っています。
とくに、ガラス製品の加工技術に強み持っています。

そして、海外比率は41%です。
国内では新規開発品、付加価値製品の製造を行い、量産品は中国工場で生産を行っています。

そして比較会社は、サムコ(6387)です。
半導体など電子部品製造装置の研究開発型企業です。
気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

そして、時価総額は207億円です。

 

時価総額ランクだと、Fランクです。

一般的に時価総額が低ければ低いほど、株価が大きく上下する可能性もあり、リスクは高くなりますがリターンも高くなる傾向があります。
時価総額5,000億円の株が10倍になるのは難しいですが、500億円レベルの株価が10倍になるのはそんなに珍しいことではありません。
なのでテンバガーを狙うならDランク以下がおすすめです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 26,600円
・PER(株価収益率)12.96倍
・配当利回り 0.56%
・流動比率 3.52倍

株価は26,600円です。100株単位で売買できるので、2,660,000円から投資をすることが可能です。
高いですね。値がさ株というやつです。

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは12.96倍です。
15倍を割っているので結構割安ですね。

そして、配当利回り。
こちらは0.56%です。こちらはほとんどありません。

最後に流動比率。流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。
流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。

流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア

なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。
1倍を超えていればOKです。

この会社の流動比率は3.52倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は1999年の9月です。

お椀型ですね。
上場直後がピークで、その後大きく下げています。
直近は再び大きく上昇していますが、まだピーク時の水準までは到達していません。

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

こちらはキレイな上昇トレンドを描いています。

コロナショック後の3月13日に安値7,500円をつけたのですが、その後はグングン上昇しています。
直近では1月14日に高値34,800円をつけています。

1年足らずで株価は最大4.64倍です。
すごいですね。

ただ、直近は大きく下げ、75MAにタッチしています。
買いたかった人にとってはいい押し目となり、チャンスともとれます。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、テクノクオーツの決算月は3月となっています。

売上高はわるくはありません。
直近は少し凹んでいますが、それまでは順調ですね。
とはいえ売上高はまだ90億円レベルです。
市場規模を考えても、まだまだ伸びる余地はあります。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらもしっかり伸びていますb。
いいですね。
同じく直近は少し凹んでしまっているのが少し気になります。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらは緩やかですがしっかり伸びています。
いいですね。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、7.4%です。
つまり、年間7.4%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。

一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

2018年度からは合格ラインを超えてきました。
まだ安定はしていないので、この合格ラインを水準を維持できるかが勝負ですね。

ちなみに自己資本比率は72.9%です。

8. まとめ

・人気の半導体関連銘柄で割安
・わるくはないが、、

では、テクノクオーツを総合的にまとめましょう!

人気の半導体関連銘柄で割安なのはGOODです!
チャート的にも大きく落ちており良いポイントだと思います。

さらに、各数字の伸びもわるくはなかったです。

ただ、だからといってものすごく良いというわけでもないです。
個人的には「コレは!」と思う超優良銘柄だけに投資したいので今回は見送ります。

良い銘柄ではあるので気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

 

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,400万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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