話題の5G関連銘柄!ミライト・ホールディングス(1417)の今後の株価は?

気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
-長期チャート
-短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずミライト・ホールディングスについて説明していきます。

1 ミライト・ホールディングスについて

(1)通信工事で3位

ミライト・ホールディングスは、通信工事で3位の会社です。
2010年10月に業界中堅の大明、コミューチュア、東電通の3社が経営統合し、業界大手のコムシスホールディングス、協和エクシオに次ぐ規模になりました。
18年度から新たに3社を統合しました。

(2)NTT向けが主体

NTT向けが主体です。
NTT保守請負は堅調。
さらに楽天の基地局の工事も増やしています。
クラウド・ネットワーク関連工事などICTソリューション事業が伸びています。
無電柱化といった環境社会イノベーション事業も新たな収益源となりつつあります。

5G関連で注目を集める銘柄です。

(3)時価総額2,124億円

そして、時価総額は2124億円です。

ランクはCランクです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 1,961円

株価は1,961円です。
100株単位で売買できるので、196,100円から投資をすることが可能です。
いいですね。
日本株の中では比較的少額から取引が可能な銘柄です。

・PER(株価収益率)11.67倍

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは11.67倍です。
いいですね。どちらかといえば割安の水準です。

・配当利回り 2.29%

そして、配当利回り。
こちらは2.29%です。
高配当とまでは言えませんがそこそこ配当はあります。
いいですね。

・流動比率 2.27倍

最後に流動比率。流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。
流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。

流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア

なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。
1倍を超えていればOKです。

この会社の流動比率は2.27倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。

上場は2010年の10月です。

いいですね!
キレイな上昇トレンドを長期で描けています。
すばらしいです。

次に、短期チャートを見ていきましょう。

過去1年間のチャートです。

こちらもキレイな上昇トレンドを描いています。
75MAを押し目の目安にしっかりと上昇しています。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、ミライト・ホールディングスの決算月は3月となっています。

売上高、いいですね。
しっかりと右肩上がりで伸びています。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらは、キレイな右肩上がりではないですね。
ただ、2019年度が突出しているだけで、これを除けば順調に伸びています。

※2019年度は、TTK(仙台市)とソルコム(広島市)の買収により、のれん益で純利益が一気に膨らんでしまっています。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらもキレイな右肩上がりです。
良いですね。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、8.11%です。
つまり、年間8.11%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。

一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

2019年度はおいておいて、直近はじめてしっかりと合格ラインを超えてきています。
過去も決して低くはなかったのですが、今後この10%を超えたところを維持できるかがポイントです。
わるくはありません。

ちなみに自己資本比率は66.0%です。
たかいですね。

8. まとめ

では、ミライト・ホールディングスを総合的にまとめましょう!

・これは、優良銘柄!

各数字の伸びが良かったです。
今後も成長を感じさせるに十分の実績です。

さらにPERも低く、配当もしっかりあります。

・個人的にもかなり気になる

話題の5G関連銘柄ということもあり、個人的にも気になる銘柄です。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

 

 

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を2,140万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2021年4月現在も割安な状態は続き、今もどんどん買い増しをしています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の90%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が2,140万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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