高配当!日本電技(1723)の今後の株価を分析してみた!

気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まず日本電技について説明していきます。

1 日本電技について

(1)ビル空調計装の大手

日本電技は、ビル空調計装の大手です。

※計装とは?
生産工程等を制御するために、測定装置や制御装置などを装備し、測定することなどをいいます。

空調自動制御の設計・施工・調整・保守まで一貫して行う国内初の専業会社です。
アズビルと提携しました。

(2)産業計装にも注力

近年は産業計装に注力しています。
オフィスビルから工場の生産ラインまで計測、監視、制御を行う総合計装エンジニアリング企業を志向しています。
既存設備を最大限利用し設備の効率化、省力化、省エネ化を行う提案型営業を展開しています

産業計装では産業用ロボットに進出、食品・医薬品分野を開拓。
2020年に食品メーカー向けシステム構築主体のソフト会社買収し初の子会社を設立しました。

(3)時価総額309億円

そして、時価総額は309億円です。

一般的に時価総額が低ければ低いほど、株価が大きく上下する可能性もあり、リスクは高くなりますがリターンも高くなる傾向があります。
時価総額5,000億円の株が10倍になるのは難しいですが、500億円レベルの株価が10倍になるのはそんなに珍しいことではありません。
なのでテンバガーを狙うならDランク以下がおすすめです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 3,780円

株価は3,780円です。
100株単位で売買できるので、378,000円から投資をすることが可能です。
日本株の中では普通ですね。

・PER(株価収益率)9.53倍

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは9.53倍です。
10倍を割っているのでかなり割安の水準です。
いいですね。

・配当利回り 3.17%

そして、配当利回り。
こちらは3.17%です。
高配当とまでは言えませんがそこそこ配当はあります。

・流動比率 2.54倍

最後に流動比率。流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。
流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。

流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア

なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。
1倍を超えていればOKです。

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この会社の流動比率は2.54倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は2003年の3月です。

いいですね!
キレイな上昇トレンドを長期で描けています。

とくに2013年にゴールデンクロスを形成してからの伸びがすごいです。
わずか4年で株価は4倍近くにまでなっています。

まだまだ成長しそうな勢いを感じます。

次に、短期チャートを見ていきましょう。

過去1年間のチャートです。

堅調ですね。
わるくはありません。
ただ、直近は長期線をしっかり下回ってしまい軟調な展開が続いています。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、日本電技の決算月は3月となっています。

売上高、いいですね。
しっかりと右肩上がりで伸びています。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらはキレイな右肩上がりです。素晴らしいです。
長期投資の理想とする伸び方です。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらもキレイな右肩上がりです。
良いですね。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、9.59%です。
つまり、年間9.59%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。

一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

いいですね!合格ラインをしっかり超えています。
ROEはかなり高いラインです。
素晴らしいです。

ちなみに自己資本比率は68.6%です。
こちらも高いですね。

8. まとめ

・実績十分の優良銘柄!

では、日本電技を総合的にまとめましょう!

各数字の伸びが良かったです。
まだ時価総額はCランクですが、今後も成長を感じさせるに十分の実績です。

・個人的にも気になる

PERが低く、配当もしっかりあるのが嬉しいですね。
個人的にも気になる銘柄です。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

 

 

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を2,140万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2021年4月現在も割安な状態は続き、今もどんどん買い増しをしています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の90%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が2,140万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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