ミダック(6564)の今後の株価を分析してみた

気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずミダックについて説明していきます。

1 ミダックについて

(1)産業廃棄物の処理・管理

ミダックは、産業廃棄物の処理・管理事業を展開している会社です。
収集運搬から、自社施設での脱水・焼却等の中間処理、埋立などの最終処分まで行っています。

さらに、同業他社に対し廃棄物排出の事業者を紹介する仲介・管理サービスも行っています。

1952年に静岡県浜松市で創業。
96年に現社名に商号変更。
静岡本社を中心に愛知県、岐阜県に事業所を持ちます。
神奈川県川崎市には東京営業所もあります。

17年名証2部、18年東証2部上場。
19年12月に1部指定替えしています。

現在の代表は、加藤恵子氏。
デロイトトーマツの税理士出身で、ミダックは顧問先でした。

(2)最終処分場を約78億円かけ建設中

東京ドーム2・5杯分の埋立量の静岡・浜松の最終処分場を約78億円かけ建設中。
稼働は22年以降。

北関東への進出も企図しています。

(3)時価総額1,107億円

そして、時価総額は1107億円です。

ランクはCランクです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 4,135円

株価は4,135円です。
100株単位で売買できるので、413,500円から投資をすることが可能です。
結構資金が必要ですね。

・PER(株価収益率)93.13倍

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは93.13倍です。
かなり割高ですね。
人気が集中しているということです。

・配当利回り 0.06%
そして、配当利回り。
こちらは0.06%です。
ほとんど配当はありませんね。

・流動比率 0.87倍

最後に流動比率。流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。
流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。

流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア

なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。
1倍を超えていればOKです。

この会社の流動比率は0.87倍です。
1倍を割っているので少し心配です。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は2017年の12月です。

まだ上場して日が浅いですが、すごいチャートですね。

2020年3月のコロナショックの安値からあっという間にテンバガーを達成してしまっています。
投資家の期待を集めていることがわかるチャートです。

まだまだ成長しそうな勢いを感じるチャートです。

次に、短期チャートを見ていきましょう。

過去1年間のチャートです。

こちらもキレイな上昇トレンドを描いています。
いうことないくらいのキレイな上昇トレンドですね。

投資している人はさぞ気持ちの面で安定していることと思います。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、ミダックの決算月は3月となっています。

売上高、いいですね。
キレイな右肩上がりです。
さすがですね。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらもしっかりと右肩上がりです。
勢いを感じます。
素晴らしいですね。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらもしっかりと右肩上がりです。
良いですね。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、33%です。
つまり、年間33%ずつこの会社は成長し続けているということです。

驚異の成長率ですね。
投資家の期待を集めるのもわかります。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。

一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

いいですね!
合格ラインをしっかり超えています。
20%を超える年度もあります。
ROEは日本株の中でもトップクラスに高いラインです。

ちなみに自己資本比率は38.8%です。

8. まとめ

・いい会社!
では、ミダックを総合的にまとめましょう!

各数字の伸びがとても良かったです。
今後も成長を感じさせるに十分の実績です。

なにかとマイナスイメージが強い、
産業廃棄物処理業者のイメージをも変えかねないポテンシャルを持つ会社です。

その分やはり割高ではあります。

・個人的にも気になる

大きく下げる場面があれば個人的にも積極的に狙いたいですね。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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